矢部川の天然アユの値段は?どこで買える?

福岡県の矢部川には天然のアユがいます。しかしながら矢部川本流には20以上の堰があり、両面回遊のアユには非常に厳しい環境です。漁協が堰の手前に溜まったアユを上流に運んでいるそうです。このような移動行為は天然アユで有名な球磨川でも行われています。矢部川ではそのような天然アユと養殖アユの放流が行われています。ちなみに養殖は矢部川の支流で行われていて地元にこだわった鮎といえます。
矢部川は福岡県内の川としてはアユ釣りでも有名です。一日券2000円で釣ることが可能。
川漁師さんが数人おられる(専業はいない)のでアユの購入も可能です。矢部川のアユは金色で金アユと呼ばれ味はワンランク上らしいです。近所の川漁師さんが言ってました。
矢部川の天然アユの流通量は少いので、地元のスーパーでも売ってません。八女のスーパーで売っているアユは100%養殖です。宮崎や岐阜の養殖アユが入ってきています。
矢部川およびその支流の星野川の天然アユを買いたい人は流域の直売所で購入が可能です。
矢部川の天然アユは筑後市の恋ぼたるで買えます



天然アユは6月から10月にかけて売られていますが、秋になるとサイズがアップします。
10月に尺アユクラスが売られています。しかも激安。22センチと27センチのアユのセットで650円。重さは210gと150gって感じかな。1kgだとしたら約1,806円/kg。
ネット通販だと冷凍天然アユは1キロ1万円(送料込み)で売られているので1/5くらいの価格。しかも冷凍ではありません。
サイズは27センチですが、通販では尺アユとして売られているサイズです。大分の大野川の冷凍の尺アユが道の駅で1500円で売られているのを見たことあるので、やはり安いです。
※厳密には釣り人の間では30センチオーバー尺アユといわれているみたいです。
通販で買う場合の目安
・冷凍天然アユの通販価格は送料込み1kg約5000-1000。有名な川だと高い。
・冷凍養殖アユの通販価格は送料込み1kg約5000円。
2パック4匹買って。塩焼きに。

水で流しながら手で擦ってぬめりを取って、塩をして両面グリルで焼きます。ヒレには焦げないように多めに塩をします。内臓や鱗はとる必要が無いので、楽です。
あらかじめ予熱して8分中火で焼いて、ひっくり返して8分焼けばok。香ばしいのが好きな人は10分と10分でもいいです。ヒレが焦げるくらいでもokです。なるべくじっくり火を入れて水分を飛ばす感じがうまいです。
アユはフライパンで焼くよりグリルで焼きましょう。可能なら水分が落ちる様にしたらより美味しいです。

10月になると卵と白子が楽しめます。卵を持つ前のアユの方が美味しいといういけっもありますが、10月でも普通に美味しいです。やっぱりサイズがデカいとうまいし、食べ応えがあります。特にうまいのが皮ですね。もちろん身も美味しい。
養殖と天然アユを比べると天然の方が身に油がなじんでいてふっくらしています。

6月や7月のアユは顔や骨も食べれます。手で持ってハーモニカ食いするのが美味い。
矢部川の天然アユが食べたい人は筑後市の恋ぼたるで買いましょう。ただーし。売り切れの時も多いです。日によってはない時もあります。
恋ぼたるには山太郎ガニ(モクズガニ)や生きたワタリガニ、有明海のクラゲも売られています。

矢部川の山太郎ガニは一度煮こぼして醤油と砂糖で煮つけて食べるのが地元流。食べ終わったらお椀に殻を入れてお湯を注いで飲む。
恋ぼたるの場所
恋ぼたるは福岡県筑後市にあります。矢部川沿いです。筑後広域公園内となります。広大な公園や温泉があります。温泉は福岡でもトップクラスの泉質なのでぜひ行くべきです。
星野川沿いのびそんでも冷凍の天然アユが買えます。
天然アユの通販
矢部川の天然アユの通販は存在しません。
球磨川や五ヶ瀬川なら探せばあります。九州でアユで有名なのは球磨川・川辺川・五ヶ瀬川・北川・大野川あたりでしょうか。