アクリルの観察ケースは透明度が高い
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このアクリル観察ケースは三谷釣漁具店で購入したものです。
1年ほど使っていたら傷がついてきました。
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アクリルはガラスに比べ柔らかいので傷がつきやすいです。それに川や海の水は微粒子が含まれているので濡れたり乾いたりしている間に必ず細かい傷がつきます。大事に使いたくてもガサガサ中は忙しいので乱暴に使ってしまう。
一度使った瞬間に傷物になる。それが観察ケースの宿命。
アクリルの傷は研磨すれば多少は消せる
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アクリル用の研磨剤はアクリサンデーというメーカーの物を使います。ホームセンターに売っています。通販で買うと少し高いです。500円くらい。
アクリル専用でなくても3〜5ミクロン程度の細かい仕上げ用のコンパウンドが使えます。
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適当な不織布に研磨剤を塗って擦ります。縦横に力を入れてゴシゴシ。小さい傷ならこれで落とせますが、大きめは無理です。
外も中も念入りに擦ります。
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研磨剤は白く残るので眼鏡ふきのような布で拭きます。このふき取り作業が研磨の仕上げになります。車用の仕上げクロスなどでも良いです。荒いタオルだと傷がつくので注意してください。アクリサンデーにも仕上げ用の布があります。
これで満足した場合はこれで終了です。水に濡らして乾かしてください。
車用のアクリル・ポリエチレン系コーティング剤を塗布
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通常はアクリル研磨剤で終了しますが、車のコーティング剤を使うと更に透明度が上がります。今回はポリラックというアクリル・ポリエチレン系のコーティング剤を使いました。車用で主成分がアクリルのコーティング剤ならどれでも使えるはずです。
このコーティング剤は極小のアクリサンデーより小さい研磨剤とアクリルと同化して傷を塞ぐ溶剤が主な成分です。小さい傷もその溶剤が塞いでクリアになります。さらに、表面が強化され傷がつきにくくなります。
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このコーティング剤も塗って乾くと塗ると白く残るので、眼鏡ふきや鏡面仕上げクロスなどで仕上げ拭きします。柔らかく高品位な布で磨くほど綺麗になります。
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新品同様までにはなりませんでした。アクリサンデーの研磨剤では落ちない大きな傷があったからです。そういう傷を消したい人は2000とか3000番台の耐水ペーパーを傷の箇所に使って再び研磨剤を使って磨いてください。
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アクリル観察ケースは傷が消せるのが利点
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今回、アクリル用の研磨剤だけではなく、車用の傷けしコーティング剤を使用して透明度を回復させました。
このコーティング剤はガラスとか陶器とかプラスチックとかをテカテカにできます。傷がつきにくくなるのもグッドポイントです。
プラスチック製の観察ケースもありますが、プラスチックだと同じように研磨しても透明度はあまり回復しません(少しは綺麗になる)。そう考えるとアクリルの観察ケースも高くはない?
一番耐久性と透明度がいいのはガラスではあるんでしょうが。割れたりしたらやっぱり嫌ですね。
このアクリル観察ケース(写槽うつそう)は大きめなのに1550円と格安
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とても良いアクリル観察ケースですが、奥行が少なく手が入れられないのが欠点。
お買い物
アクリル観察ケースは自作する手もあります。そのうち挑戦するかも。
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