剣持川って?
剣持川は矢部川の支流の一つです。福岡県と熊本との県境付近から矢部川へと注ぐ川になります。山を水源としており、矢部川の源流の一つとも言えます。
この川は矢部川の支流の中でもトップクラスの水の美しさと冷たい水温でいわゆる清流。しかし、水量が小さいので川としての存在感は大きくありません。八女市民でもこの川の名前を知っている人は極一部と思われます。
「剣持川(けんもちがわ)」の名前の由来はこの地に住み着いていた祖先が、南北朝時代良成親王の幼少時代に剣を持つ役職をしていたからと伝えられていいます。とっても歴史のある川です。また剣持の集落もこの川沿いに点在しています。これらの集落はとても小規模なものがポツポツという感じです。
剣持川の魚たち
剣持川は清流ですが、水量がいまいちなので魚は少ないです。上流と下流でヤマメの放流が行われているそうですが、小さい川なので釣れそうなポイントは素人には見つかりそうも無かったです。
今回、タモと箱眼鏡で観察していたのですが、泳いでいるのはカワムツばかりでした。サイズは中型なのが群れで泳いでいました。
この川にいる可能性のある魚は、ヤマメ(放流)、カワムツ、オイカワ、です。もしかしたら、ウグイやシマヨシノボリ、ヤマトシマドジョウ、アリアケギバチ等がいるかもしれません。
冷たい川で石積
適当に石を積み上げて遊びました。ロックバランシング、石花ともいうらしいです。
川の水が冷たいから気持ちい良いです。
時間があったらもっと凝った石積もしてみたい。我々は初心者なので適当。カッコよいつくり方は無視して積むだけ。
遊んだ後は壊します。
ちなみに、「生き物としての力を取り戻す50の自然体験 」の中に魚とり(ガサガサや釣り)は含まれていませんでした。当たり前すぎるから?いや特殊すぎるから?
箱眼鏡
この箱眼鏡を使ってます。構造上、バケツとしても使えます。流されても浮くのでどこかで拾えるはずです。
欲を言うならら木製にガラスの昔ながらのを使ってみたい。以前、矢部村の露天みたいなところで売られていたんです。あれ買えばよかったー。もしくは自分で作るか。ガラスはよく見えますからね。
まとめ
夏に川遊びした剣持川を紹介しました。異様に暑かった夏でも水の冷たさは健在でした。
小さな清流ですが公園として整備された箇所も無いので完全にプライベートな川。のんびり遊ぶ川です。
カワムツ以外にはトンボやヤマアカガエルがいました。