ウェーダーに穴が開いた。泣くにはまだ早い。

愛用のウェーダーはアマゾンで買った安物ですが、膝に穴がいてしまいました。少しずつだけど水が入ってきて長靴の中に水が溜まるようになってしまいました。
ウェーダーの中が濡れると、臭くなります。そう、臭くなるんです。
これ以上被害を広げないために、わずかな破れでも補修しましょう。
ウェーダーの穴あきは致命的
胸近くならともかく、腰より下にピンホールでも穴が開くと急に使えない胴長になってしまいます。小さな穴でも少しづつ入ってきて、長靴部分に水が溜まり全体的に湿ってしまうのです。少しの穴や破れだけで胴長として使えなくなってしまいます。
遠征などするときは補修テープがあると安心です。
ウェーダーに穴が開く原因
穴や破れの原因
- トゲのある植物や枝に引っかかって穴が開く
- アスファルトやコンクリートと擦れて膝部分に傷が入る
- 初期不良
- 接合部分が剥がれる、靴の接続部分に大きな力がかからないように気をつける
- 経年劣化-使い終わったら洗って乾かす。直射日光の当たる所で保管しない。
- 氷などで切る
補修して使ってこそガサガサマスター

穴が開いたと言ってめげずに補修しましょう。ウェーダーの補修は基本的には裏側から行います。ピンホールなら接着剤で塞ぐだけです。ウェーダーには補修布がついていますが、ピンホールなら接着剤だけでできます。簡単そうですが、どの接着剤を使うかが重要。
いろいろ、適した接着剤があるのですが定番の王道はアクアシールです。自分も色なものを補修していますが、使いやすいし長持ちするし、超絶にお勧めです。
アクアシールの特徴
アクアシールは普通の接着剤のようにパッチなども接着出来ますが、パテのように塗るだけでも使えます。ホットボンドとかに近い感じ。接着剤だけ盛ってokなんです。
それでは補修してみましょう

補修は簡単です、裏側から大豆サイズくらいの薬剤をつけて乾かすだけ。
アクアシールは乾かすのに10時間かかります。特別に難しいことはないのですが、汚れ落としと脱脂は行ってください。アルコールなど拭くだけ。

裏側からメッシュを少し破り薬剤を乗せました。10時間以上待ちます。メッシュがつかない様に。年度は高いですが、薬剤が垂れてくるので水平に置いておきましょう。
アクアシールは冷凍して保管しよう
アクアシールの利点の一つが、冷凍でいつまでも保存できることです。普通の接着剤は長期保存すると固まってつけなくなりますが、アクアシールはジップロックに入れて冷凍庫に入れれば半永久的に保存できます。
再び使う時はお湯で戻せば柔らかくなります。
表側はゴリラテープで守る

アクアシールは裏側だけでも機能しますが、表側をゴリラテープで行いました。裏側だけだと、水圧により負荷がかかるので表からも何かしらやった方がイイでしょう。表もアクアシールでもokですが、ゴリラテープを貼りました。
このテープはまぁ凄いテープです。
豪快に手でちぎって貼るだけ。お手軽。

ゴリラテープは強力接着と伸びる性質で様々なものに接着出来ます。空気や水も完全シャットアウト。
剥がれない限り運が良ければ数年はもつはずです。剥がれてきたらまた貼ればいいだけのこと。とわいえ、剥ごうと思えばペロッと剥げます。ただ、撥水素材だと接着が弱くなるのです。可能な限り貼ったら圧着しましょう。一晩重しや、クランプで挟むと接着力が増します。
↑なぜか濡れていても接着可能。マジックみたい。
まとめ
ウェーダーって消耗品です。
上手く補修すれば二倍が長持ちします。ゴリラテープとアクアシールで補修。面倒ならゴリラテープだけでもokです。剥がれたら貼ればいいだけ。
アクアシールは1年以上経つと僅かに水がしみこみ始める時もありますが、ゴリラテープと合わせれば剥がれない限り機能します。
レッツ、ガサガサ。