福岡県、水路工事工事から魚を逃がす、カゼトゲタナゴ・コガタノゲンゴロウ

この記事は約 3 分で読めます。投稿から 2年。最終更新から 2年経過。
作成に約 43 分かかりました。
お魚ガチが書きました
歩き方

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
このブログはAmazon他のサービスを通じて収入を得ています。

歩き方をフォローする
広告が飛び跳ねます

工事から魚を逃がす動画

古い水路で半分が素掘り。泥、石、水草のある小さななんてことない水路。しかし、周辺部はタナゴなどが多く、流れの緩やかなこの水路にはたくさんの稚魚が集まっていた。
https://www.youtube.com/watch?v=ie-D1nW2jX8

救出の様子をぜひ動画でごらんください。

  • フナ
  • アブラボテ
  • カゼトゲタナゴ
  • ドンコ
  • カワムツ
  • オイカワ
  • ミナミヌマエビ
  • スジエビ
  • コガタノゲンゴロウ
広告が飛び跳ねます

次の日行ったら悲惨なことに

上の動画の撮影の時はまだ水があったのですが、次の日はバケツ一杯分くらいしか、水が残っていませんでした。

網ですくうと、アブラボテ・ドンコ・大量のエビ、コガタノゲンゴロウが捕れました。

残った水のところの魚を逃がしました。日暮れ前に無理して行って正解でしたが、かなり取り残していたようです。そりゃそうですよね。そう簡単に一網打尽ができるわけありません。
まだ残っていた。ドンコがけっこういた。
以前、川底だったところ。一見すると何もいないが、石の下にはサワガニが何匹も隠れていた。アメリカザリガニも。
この川は下流域の川なので普段はなかなか見ることとが無いサワガニ。石の下で二日耐えていた。
残念ながら水が抜かれて死んでしまった魚とエビ。昨日、捕りきれていなかった被害者。
エビとドンコ。辛うじて泥の中で生きている個体もいて、逃がすと無事泳いで行った。
無残。水中ポンプで抜かれると逃げる暇もないのだろう。ま、両側が土嚢でせき止められているから逃げられないのだが。
カマツカの死骸

昨日もっと念入りに残った魚を捕っておくべきだった。一日でほぼ完全に水が無くなるとは思ってなかったけど、工事は甘くない。

広告が飛び跳ねます

反省点

もっと早く念入りに捕獲をするべきだった。水中ポンプで抜かれると水が枯れるのが早い。涸れた川底の石の裏にもサワガニなど沢山の生物が残っていた。特に底物系は泥ごと掬うくらいの気持ちで。最初追い込むときは焦らず、ゆっくり慎重に取りこぼしが無いように追い詰めたらよかったのだろう・・・。


気になるのは二枚貝だ。この水路の出口付近は礫でマツカサガイが沢山いたが、この工事部分では泥なのでマツカサガイはほとんどいない。

というか、工事業者の人は魚を逃がすという思考ないのかなぁ。。。無いなら工事の行程に魚を逃がす手順を詰め込んでほしい。

この工事個所のすぐ近くで撮った動画

魚の救出に便利な物