30cmキューブ水槽の大掃除をしました。この水槽は立ち上げ当初から田砂を使っており、タナゴやドジョウ、エビなどを飼育していました。水草は最初はいろいろ植えていましたが、そのうちセキショウモだけに変化していきました。
フィルターはスドーのエディックシェルトを使用していましたが、本体が空気漏れするようになり壊れました。パッキンなど厚くしてだましだましでしたが2年の寿命。濾過槽本体のプラが薄くゆがみやすい商品だったのかな(もう一つの同じタイプは壊れず動いています)。
今はエーハイムのアクアコンパクトが接続されています。前のより二倍以上濾過容量が増えて水流も強くより健全になった気がします。
田砂水槽の様子はこんな感じでした
水換えは月に1回、GEXのお掃除クリーナーを使って床材を掘りながら半分の水換えで維持しています。コケは緑色のが薄くつくのでたまにマグネットで落としていますが、コケはあまり生えません。当初は石を入れていましたが、そのうち取り払いました。とにかくセキショウモが伸びるし増える水槽でした。ガンガントリミングしてもすぐ森みたいになって定期的に株を抜いてました。
水槽の状態はいいと思うのですが、アリアケスジシマドジョウは死んでしまいました。まだサイズが小さくエサを食べられなかったのかもしれません。コリドラスのタブレットをあげていたんですけど、ほとんどエサ食べてるの見なかった。他のタナゴが活発すぎたからでしょう。
この水槽のタナゴは現在は繁殖させる気が無いタイリクバラタナゴや地元以外で捕獲したニッポンバラタナゴが入っています。生体はミナミヌマエビがもっとたくさんいたのですが、いつの間にか減ってました。3年間目のヤマトヌマエビが3匹。貝は石巻貝と赤ちゃんタニシ、シジミが入っています。何だかんだで過密気味です。
いざ、床材大掃除
床材は田砂です。ガラスのようなきれいな砂が含まれており、LEDをつけると明るい雰囲気になり好きです。厚みは3cmから5cm。田砂でも水草は普通に根を張りますね。カニやドジョウも潜ったりしているので水草が抜けたり地形が変わったりしますが、特に問題ではありませんでした。
よく聞く話としては田砂は水が停まりやすく嫌気性バクテリアが増えるという噂です。特に変な病気は発生しておらず問題はありませんでした。固まったりする事はなく3年目でもサクサク。特段水どおりが悪いという印象はありません。最大8cmくらいは嫌気性という意味では問題ないんじゃないんだろうか。
最終的に水槽はこうなりました
砂を薄くすれば水量も増えるし環境は更によくなったはず。セキショウモは大幅に減らした。半年くらいで元に戻ると思われます。根を抑えるために川で拾った小さい水晶クラスタのみえる石を配置。
明るい雰囲気でなのでタナゴの婚姻色は飛びがち。
結論、田砂ってどうなの?
3年目に床材の田砂の大掃除をしましたが、思ったほど汚れていませんでした。へばりついたドロドロ汚れとか出てくるのかた心配したけど全くなし。生体多めだけど、月一回の水換えで環境は安定していたようです。
田砂の利点は明るい見た目ですね。ドジョウやカニが掘れるのも良い。水草も丈夫なやつなら問題なく育ちます。
欠点としては水通りが悪いことなんでしょうけど厚み最大5cmなら問題なしかな。フィルターの水流が健全に回っており、酸素も十分、時々の床材ほりほり掃除が前提ではありますけど。細かいとはいえ、パウダー状までは小さくないので常に微量の通水性はあったんだと思います。心配なら厚みは3cmまでにしておきましょう。3年間水槽は安定していたのでバクテリアを含めた環境も安定していたと思われます。
それに通水性が無いところは、無い所なりに脱窒をするバクテリアが発生するのでそれはそれで重宝します。硝酸塩を分解してくれる貴重なバクテリアです。少なくとも5cm程度では全く問題ないはずです。エロモナスとかの温床になるとかほぼデマ。
砂だから半永久的につかえますし。普通にお勧め床材です!田砂が売っていない場合は、似た床材としてはチャームのの湧き水の砂や津軽プレミアムがあります。他にも砂というなの商品はありますが、どれも粒子が細かすぎるのでよく確認して買いましょう。この田砂は1mm~2mmくらいです。
お買い物はこちら
田砂は1kg、3㎏、10㎏が売られています。3cmの厚みでの大まかな量の目安をもお知らせしますね。ごく薄くする際はこの量の半分以下で良いでしょう。
- 20㎝キューブ 0.65㎏
- 30㎝規格 1kg
- 40㎝規格 1.33㎏
- 60㎝規格 3㎏
- 90㎝規格 7㎏
- 120㎝規格 10㎏
↑水作のプロホースより安く高性能。プロホースより早く水が抜けるのが偉い。狭い場所でもポンプが邪魔にならないのも偉い。
↑お勧めだけど日光が当たるような水槽にはさすがに効かない。気休め。