佐賀に行ってきました。
佐賀は近いです。
我が家からは筑後川を越えたらそこは佐賀。
見渡す限りの佐賀平野に沢山のクリーク。
クリークが沢山ある環境はすごいのですが、環境は千差万別。全く流れが無く亀しかいないような臭い川から、二枚貝が沢山いてタナゴも泳ぎ、澄んだ流れのあるクリークもあります。砂や砂礫のところもあれば、泥やヘドロのようなところもあります。
とても佐賀の水路は複雑です。
さらに複雑にしているのが季節によって全く水量が違うというとこ。
稲作のために6月から9月まで水門操作が入り水量が多い。川によっては冬春は全く水が無いところもあります。さらには有明海の潮の満ち引きを受ける川もあります。
ここからもう一段クリークの環境を複雑化させているのが水草です。在来も外来含めて夏場は大繁殖。ホテイアオイなどはもう見慣れた風景。
バスも柳川並みに多い。バス釣りの人もよく見かけます(佐賀県でバスのリリース禁止)。
我が家にはカワバタモロコを3年くらい飼育しているのですが、どちらも雄で繁殖できてない。カワバタモロコ自体は丈夫で元気な魚なので川に一定数いるようだったらお迎えしたいなぁと思っているわけなんです。
カワバタモロコは柳川に以前はいたそうですけけど、もう見かけることはありません(わずかにいる)。
佐賀城に到着
佐賀城のお堀はすごいですね。ここに城まで建っていたらさぞかし迫力があったに違いありません。城のよっては季節により堀の水量が減ったりしますが、佐賀城は嘉瀬川や田布施川の近くで通年一定水量がありそう。
佐賀城のお堀は釣り禁止。ガサガサも禁止かどうかは知りませんが、やっている人はいませんでいた。
カワバタモロコの実績ポイントに行ってみると、なんと先行で胴長でガサガサしている人たちがいました。
その人達が帰ったころに少しポイントを外してガサガサ。
ガサガサの結果
ガサガサすると小さめのニッポンバラがたくさんとれました。
カワバタモロコは採れませんでした。でもニッポンバラを見れて大満足。ナワバリを主張するようなバチバチのオスは確認できずですが、上見では大きなタナゴも発見出来ました。
すべてリリース。バラは家で繁殖させてたくさん飼ってますから。
ちなみに嘉瀬川水系のニッポンバラはタイリクとの混血が進んでいるらしい。
その後
佐賀城の次は目星をつけていたあるスポットへ。でも、水量が無く亀しかいない。雷魚の死骸を亀が食べていました。グーグルマップでは周辺に緑も多く素掘りに近いのでとてもいい水路に見えたのですが、残念。
それから、多布施川付近を散策して福岡に帰りました。
この川は水が澄んでおり、水草が多くたくさんの魚が泳いでいました。
見ているだけで楽しくなるような川です。
近くの水路を見るとアブラボテらしきタナゴや二枚貝のイシガイが確認できました。
今度はタナゴ釣りで来てみたい。