ニッポンバラタナゴ(ペタキン)が出てくるマンガ「なないろ探訪記」(1)(2)の感想、おもしろい?

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ニッポンバラタナゴが出てくるマンガがあります。なないろ探訪記(日生マユ ひなせまゆ、BELOV連載)です。二巻まで読んだので感想を書いていきますね。

なないろ探訪記は奈良県の実話をヒントにして書かれている漫画です。女子中学生の主人公「カナ」が死んだ父親の手帳に書かれていたペタキンを探して池で偶然出会った大学の農学部の研究室メンバーと関わることで物語が進行します。

1巻は主人公がペタキンを実際に自分で捕まえて、2巻は生息池を整備して野生に帰そうとする、という内容。魚や生態系、外来種問題などが絡められており、その解説を研究室のメンバーがしてくれます。

ここまで書くと、魚好きの人が楽しめる知識がつまった生き物好きマンガのように聞こえるかもしれませんが、実際はちょっと違います。

あくまで少女漫画であり、中心は主人公の女の子。普通なら主人公は素直で可愛い女の子が多いのかもしれませんが、なないろ探訪記の主人公女子中学生は、問題児です。

「カナ」は嘘つきで口が悪い。学校も無断欠席して家出。大学への不法侵入は当たり前、勝手に人の家に入って盗みをしたり、約束破やぶったり、年寄りと口げんかしたり・・・。読んでいてもあんまり好きになれないキャラです。もちろんその理由はあり、3歳の時に離婚してその後死んだ父のことを調べるために適当な嘘で取り繕っています。ペタキンと自分と父親、生態系、人間関係などに気付きつつも、やはり素直ではないし、口が悪い。赤の他人にも速攻キレて怒鳴ります。

対する癒し系キャラとしては大学生のレイ君がいます。カナがきっかけで研究室をやめようと思っていたのに、思いとどまります。説明役で生き物好きでカナの世話もしてくれるのですが、第二の主人公かと思いきや二巻でも特に活躍せず。

1,2巻読んでの素直な感想は読みにくいマンガだなぁ、あんまりおもしろくないなぁ、という感想。大学、田舎、家族、とどれもちぐはぐ。大きな問題は無いけど、すんなりいかない。漫画的ではなくリアル。微妙な食い違いにストレス。そのストレスの中心はやはり主人公の性格や家族問題なんです。

シンプルにペタキン復活させよう!というストーリーじゃないんですよ。マンガ単体としても面白いから読んでみてよって人に勧める気にはなれません。絵は丁寧で綺麗。絵は明るいし、人それぞれも明るいんだけど、全篇がどうしてか暗い。謎?の父が怖いからかも、何を考えているかわからず、地域のお金を盗んでトンズラした父。マンガ全体にうっすら影を落としています。

にっこり可愛い田住さんは二巻ではほとんど出てこず
我が家のニッポンバラタナゴ

ペタキンの描写は今一歩かもしれない。タナゴがひっくり返っているように見えるんだよなぁ。

3巻に期待します。

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