有明海の佐賀、長崎諫早付近ではソウギョが放流されている

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佐賀の干拓地の看板。

佐賀や長崎県の諫早の有明海沿岸は干拓地となっています。

干拓地は農業のために干拓されているのですが、標高差が無く農業用水路は流れが無なくて止水です。

そのようなクリークは水がよどみ、水質が悪くなります。水底はヘドロとなり、そのような環境を好む浮草と水草が大量に発生します。それらを駆除するためにソウギョが放流されています。ソウギョは水草はもちろん、川の方に覆いかぶさった陸上の草すらも食べます。この水路では試験放流されていたようです。

干拓地のクリークや調整池はとてもひどい水質ですが、水草増えた水草が冬に枯れてさらに悪化します。枯れた水草は水流が無いので水が腐るのです。上の画像のクリークは水質がこれ以上ないくらいに最悪クラスで、もうソウギョはすらもいません。干拓地のクリークはとにかく水が汚くて臭いです。ガサガサしても魚は何もいませんでした。

諫早干拓地にもソウギョが放流されています。放流したソウギョは逃げさすこともあるでしょう。そのため、有明海の他の川にもソウギョはいます。矢部川や筑後川では下流域で釣ることが可能。

水草駆除のために放流されている魚ですが、外来種ですし問題も指摘されています。放流区域外に逃げ出した個体が水草を大量に食べる、大量の糞をして浮いて流れたり沈殿して環境が変わる、在来種を追い払う、等です。

今も九州で意図的に放流されているの?自分が調べる限りは今も放流されているのは諫早干拓地の池くらいでしょう(有料の釣り堀)。他にはゴルフ場の池などが考えられます。一応、九州では繁殖できないらしいので、大きな川で釣れるのは過去に放流されたソウギョが移動したりして住み着いているっぽいです。

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ソウギョっって?

wikipediaより転載

ソウギョは中国由来の外来種です。卵が孵化するには長い河川が必要で利根川以外では繁殖しないとされます。しかし、九州では放流されているので沿岸の川にいるんです。大きさは1m前後が通常サイズで、最大2mまで成長。毎日体重の3割の量の水草を食べる。詳しくはwikipediaなどを参照してください。


ソウギョ釣りで有名なところといえば筑後川と矢部川です。熊本の緑川でも釣れるそうです。下流域の流れのゆっくしたところにオオカナダモを餌として投げて浮かせて流していると釣れます。大きなハリと大きな糸が必要です。針は見えないように工夫してください。
外来種ですが、飼育は可能です。お金をかけて放流しているところもアリ、釣りや捕獲に条件が付いていたり、禁止されている都道府県もあります。九州では佐賀では許可のない放流が規制されていますが、その他は特に規制は無いようです。九州では「その他の総合対策種」にしていされています。

ソウギョ / 国立環境研究所 侵入生物DB
ソウギョ - Wikipedia
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