元々は在来メダカを飼育していたジャンボ水桶
近所に在来っぽいメダカが、固まっていたので捕まえてきて飼っていました。とにかく数が多く、オヤニラミの餌として使うほどだったのですが、この桶で飼育もしていました。
メダカ勝手に増えるかな?と思っていたのですが、まったく増えることなくてエビとサカマキガイ、カワニナが大繁殖。
特に貝は多くて水草すべて食べる勢いだったので、だいぶ間引きました。
タナゴ、ミナミヌマエビ、カワニナ、サカマキガイ、タニシなどが入っており、特にミナミヌマエビがすごい数です。小さい網で水草をガサると3匹くらい入ります。
貝も大繁殖しているのですが、水草も多いので特に問題はない感じ。
餌やりと水の追加だけで維持しており、水換えはしていません。勝手にエビが増えるので、自宅の屋外で増やしたい人にはお勧めです。
必要な物
あくまで我が家での例です。エビ用にエサは入れていません。水草と床材は必ず入れましょう。魚もメダカやタナゴなど小魚を入れます。
必要な物など
- ミナミヌマエビ 魚(メダカ等)
- 飼育用の桶やトロ箱 大きい50リットル以上(62Lを使用中)
- 赤玉土 深さ3-5cm
- 水草 セキショウモ アナカリス ウィローモスなど
- 魚用の餌
エビと魚の様子
タナゴは絶対では無いけどミナミヌマエビは基本的に食べ無いと思われる。
心配ならメダカを入れるといい。メダカなら万全。
他に魚としてはドジョウなどが考えられます。カワバタモロコなどメダカサイズの他の日本淡水魚も可能でしょう。
赤玉土が敷いてあるので水草も育てられます。
この水桶では在来のセキショウモが入っています。あと、ナヤス。このヤナスはショップによると在来らしいけど、詳しい名前は不明。上の端っこに入っているのがナヤス。
エビはおそらく200匹以上いるのではないだろうか。
タナゴが入っていなければもっと増えただろうと思う。
ミナミヌマエビの繁殖について
ミナミヌマエビの繁殖は3月から9月ほどの春夏の季節になります。
メスはおなかに卵を抱えて1カ月ほどで稚エビが浮遊し始めます。稚エビは肉眼で見えないほど小さいですが、水草の陰や床材の隙間で育ちます。稚エビが見え始めるのは秋くらいからです。
稚エビは魚に食べられる可能性もあるので、数を爆発的に増やしたいなら魚はいない方がいいかも。水草があれば勝手にミナミヌマエビは増えます。
魚がいないならエビ用の餌を入れるのも良いと思います。
夏場と冬場の管理
夏場に直射日光が強いなら、半分ほど板で日光を防いでください。蒸発が激しいので時々水を追加します。
冬場はあまりに冷える時は上に板を置いて完全に塞いでください。凍結防止です。水面が凍るくらいでは問題ありませんが、連日冷え込む場合は少し暖かい場所に移動させます。
油膜やグリーンウォーター化
グリーンウォーターになる時はすだれを置きますが、改善しない場合は7日ほど完全に日光を遮断します。
油膜がひどい場合は新聞紙を浮かべて取り除きます。
まとめ
ミナミヌマエビは条件さえ整えば勝手に増えます。エサすら必要ない感じ。
魚や貝との同居も可能です。爆殖させたら気軽に他の水槽にも投入できるので便利です。川にもいくらでもいますが、素性のわかっているエビの方が病気を持ち込むリスクも無く気が楽ですからね。
なにより、飛び回ったり水草の上でこちょこちょやっているエビを見たら癒されます。水槽にエビを入れたくなったら、この屋外水桶から補充しています。条件が合う水草も増やすのも簡単です。
というか、、、近所の川をガサればミナミヌマエビはいくらでも獲れるのですけどね。