今回やるのは純正ろ材のウールの張替え
GEXのらくらくパワーフィルターSとMに使う使い捨てろ材カードリッジの自作の話題です。
らくらくパワーフィルターはS/M/Lの三種類ですが、S/Mは同じサイズの交換ろ材を使います。両面がウールで中に活性炭が入っています。ウール部分は強力に接着されていて、明らかに使い捨て用。
今回はウールを剥いで新しいマットに両面差し替えてみました。
純正交換用ろ材
ウールを剥いで両面に圧縮ウールマットを使って内側も洗いやすくします。活性炭はフィルターの空いたスペースにいれます。
やり方薄くて高密度のウールマットを使う
上部フィルター用のウールマットを使いますが、普通のだとフワフワ過ぎて厚みがあるので高密度タイプを使います。コメットかコトブキのどちらかを使ってください。5mmほどの厚さなので薄いです。
枚数は10枚で値段は350円から550円。自分は369円で買ったので1枚約37円。1枚から2セットは切り出せるので18円で外掛け用のろ材カードリッジが1枚作れます。
純正が1枚170円(チャームだと5枚で822円)ほどなので1/10の出費で新しいろ材に変えられます。自作は活性炭が入っていませんが、別途購入して開いたスペースに入れれば安く更に活性炭の量も多いです。
- 接着されたウールマットを剥がす
- 中身の活性炭を捨てる
- フレームの6カ所にカッターで切れ込みを入れる
- 汎用ウールマットをカットする
- マットを重ねてゴムで留める 3か所
仕上がり
活性炭はどうする?
純正と同じようにウールの合間に活性炭をは察むことも可能ですが、普通に開いた外掛けフィルターのスペースに別に購入した活性炭を入れたらよいです。
お勧めの活性炭はヒカリのブラックホール。少し高いですが、小さくても効果が高く速攻です。特に飼育水の色は確実に透明にしてくれます。まとめ買いしておくと心強い。
他にもいろいろありますが、コストパフォーマンスがイイのはコトブキの活性炭です。100円ショップにも売っています。
製品により交換サイクルは違うので商品説明に従ってください。ブラックホールなら2カ月ごと。
つーか、活性炭は必要?
外掛けフィルターの使い捨てカードリッジろ材は必ずと言っていいほど活性炭が入っています。その理由は使い捨てのコンセプトが交換ろ材と相性がイイ、コストの割に効果を実感できるということが大きいです。
つーか、外掛けの純正ろ材カードリッジって活性炭の入った袋みたいなもんなんですよ。ウールは薄いし。外掛けフィルターは濾過能力は高くないので活性炭で能力アップした方がいいんじゃないかなと思います。自作した際もいれましょう。
- 活性炭は使い捨てだから、使い捨て交換カードリッジろ材と相性がいい
- バクテリアも繁殖する。
- 水のクリア度が上がるので、見た目上の効果が高い。
- コケ予防につながる。栄養塩は吸着しないが細かい有機物を吸着するので。
- 価格の割に効果が比較的実感しやすい。水の透明度や匂いなど。
らくらくフィルターはスポンジカセットというのもある
Mだとスポンジカセットが付属していて。このフレームを使う方法もあります。きってスポンジの代わりに挟むだけ。でもS使っている人はわざわざこれは買わないでしょうし、Mなら普通にスポンジのまま使いますよね。
まとめ
結構コストがかかる外掛けフィルターの交換ろ材カードリッジ自作の話でした。
コストは1/10になるので数回洗えば迷わず廃棄できるから気が楽です。活性炭が要らない水槽もあるので、使用の有無が選べるのもいいですね。
個人的には活性炭は好きだから小型水槽でフィルターまわすなら使いたいかな。