捕獲・飼育禁止のサンショウウオ 2024年

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お魚ガチが書きました
すまら

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
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サンショウオは希少

サンショウウオは希少です。探そうと思ってもなかなか見つかりません。しかも開発や外来種、採取圧力などで減っています。

山域ごとに種類も多く、ごく限られた所でしか繁殖していない種もいます。そのために法律で採取や飼育が禁止されている種が多いです。少なくとも販売禁止になっている例は多いです。

仮に採取飼育の規制が無くても、無節操に捕まえてはいけません。飼育可能な数だけにしましょう。一匹でも飼育は手間がかかります。また、産卵のために集まった親を捕獲するのではなく、生まれた幼生を飼育するべきです。

今回調べてみましたが、発見小型サンショウウオを参考にしています。この本はお勧めです。飼育方法も詳しいです。買って損はしないです。

※間違いや古い情報が混じっている可能性もあります。県のHPや他の情報でも確認することもおススメします

サンショウウオの飼い方-プラケースで長期飼育中
サンショウウオは小さな両生類です。日本には地域ごとに沢山の種類のサンショウウオが生育しています。とても臆病で山の中で見つけるのは非常に難しい。 産卵の時だけ池に集まる習性があり、その時に自宅で飼える数...

サンショウウオが減っている理由

山奥に突如現れる。残念な川。だれもサンショウウオのことなど考えていない。

サンショウウオが減っている理由は単に生育地が減っているのが一番大きいと思う。希少種の生育する川でも誰も配慮しない。湿地や池もエコトーン(移行帯)部分が潰されている。

  • 生息環境の減少 湿地は問答無用で減らされている
  • 販売目的の乱獲
  • 外来種 アライグマやアメリカザリガニ
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国内希少野生動植物

細い渓谷にいる流水性と止水性のサンショウオがいる。山にも海の近くにもいる。
特定第二種のついてpdf

国内希少野生動植物に指定されていると採取、販売、譲渡が禁止されます。もちろん、飼育も禁止です。

オオサンショウウオはさらにワシントン条約などでも保護されています。

法律を違反して捕獲・販売などした場合の罰則
個人の場合5 年以下の懲役もしくは500 万円以下の罰金またはその両方。法人は1億円以下の罰金。

国内希少野生動植物に指定されたサンショウオ(捕獲、販売、飼育禁止)

※国の国内希少野生動植物リスト 両生類
※分布県はweb両爬図鑑より
※調査日 2023.11

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特定第二種国内希少野生動植物

卵塊を持ち帰る行為は特にやってはいけない行為。飼育する場合は孵化した幼生を飼育できる数匹だけ持ち帰る。

特定第二種国内規制野生動植物は簡単言えば指定規制種の販売を禁止する法律です。個人で採取し飼育することは可能です。種類としてはかなり多くが指定されており、アクアショップなどでもサンショウウオの取り扱いが減りました。

特定第二種国内希少野生動植物に指定されたサンショウウオ(飼育はできるは販売はできない)ただし、その他条例等で禁止されているケースも多い

※分布県はweb両爬図鑑より
※調査日 2023.11
※県や自治体によりさらに規制されている場合があります。

Web両爬図鑑

サンショウウオの本