小型水槽やサブフィルター、水中モーターとして使えるGEXのコーナーフィルターF1の交換フィルターを自作しています。自作というか単にろ材としてウールマットを詰めるだけです。安上りですからね。
F1は濾過能力が高くないので頻繁に洗う必要がありますが、純正のは洗いにくいから単にもみ洗いしやすいウールマットの方が結果的に濾過能力が高いと思うんです。
GEXコーナーフィルターF1のフィルター自作、ウール突っ込むだけ
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/DAF3D6A8-AB1F-4D0D-9C4D-7E9667AD1B8C-1024x768.jpeg)
稼働させているGEXのF1がだいぶ汚れてきました。黒ひげゴケもついています。我が家にはF1が4個あるので、このフィルターは漂白して、余ってる別のを使うことにしました。
純正フィルターはひとつ300円くらいします。いちいち買うのはめんどくさいので汎用品のウールマットを交換マットとして使っています。自作というか、適当に突っ込むだけ。
フィルター自作は簡単。つっこむだけ。
![フィルター自作](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/79737007-B121-4404-A0FF-B83DEDEECACE-e1673876914200-1024x768.jpeg)
必要なものは上部フィルター用のウールマットだけです。これを適当にカットする。サイズはマットの厚みや密度で違います。これはコトブキの硬めのウールマットなので折り曲げて二重にするからこのサイズ。厚めなら一重です。
やろうと思えば、リングろ材とか入れることもできますが、気休めにもならないので全部ウールマットで物理濾過に特化すべきです。
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/24DEF621-56BD-458A-B490-DAE36CF7BE15-1024x768.jpeg)
吸い込み部分を二重で被うように、サイドと上部に隙間ができないようにする。中心部分の奥に適当に小さく切ったフィルターも詰める。底からも吸うようになってるから。中心部上部のインペラ付近はスペースを空けておく。あまりインペラに近い所にマットを入れると噛みこんでしまいます。
![GEX F1 小型水槽](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/8907A40F-A4BC-47D6-AF73-AA38BB509D17-1024x768.jpeg)
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/27882215-CB08-4D72-BCFB-98CFAD42D39A-1024x768.jpeg)
![ウールマット](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/0EFEFF5C-AD8C-4A1A-9C74-0621C834DC58-e1673878699103-1024x768.jpeg)
自作フィルターの注意点
注意点はただひとつ、可動部分であるインペラ部分にウールマットを巻き込まないように考えること。巻き込んだら当然ながら流量が落ちたり、異音がしたり、異常発熱してしまう。すぐそばまでウールを詰めなくて中心部の上部にスペースを空ける。
それから、ろ材に隙間があるとそこから多くの水を吸いこんでしまいようになるので、ハメた後に隙間が見えないかチェック。特に上部と両サイド部分。
メンテナンスで性能回復
![インペラ外してブラシ](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/D75724EF-DD21-4B14-893F-FA5E34745307-e1673878452744-1024x768.jpeg)
![フィルターメンテナンス](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/0AE150B2-5CD7-419F-95DE-26D153E1678E-e1673878346944-1024x768.jpeg)
コーナーフィルターF1は底面でも使える
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/C3D58EC0-693D-49BD-AAB8-FC7CD0E5F997-1024x768.jpeg)
コーナーフィルターは水槽で水流を作るためにしたり、サブフィルターにしたり、追加エアレーションにしたりすることができます。また、モーター本体だけで底面フィルターと繋ぐこともでき、この組み合わせはとてもお勧めです。エアーで底面を吹かせるよりも流量が早く、エアーレーションの部品を付ければエアーも取り込めます。
水中モーター式に共通する欠点ですが、水温を上げてしまいます。冬は問題ないですが、夏場は思わぬ高温になる場合があるので注意してください。屋外の小型水槽で使っていたら、40度以上まで上がってしまい、何匹かしなせてしまいました。