20㎝キューブ水槽とは？
キューブ水槽とはサイコロのように正方形の水槽です。20㎝キューブ水槽は20㎝×20㎝×20㎝のサイズの水槽となります。
このタイプの水槽の利点は横幅の割に高さと奥行きがあり、水量が多いことです。
- 横２0㎝×縦20㎝×高さ20㎝
- 枠アリと枠無しがあり、金額は1000円から5000円。
- ガラスの厚み 2-5mm
- 水量-内径満水状態7.4リットル、水面3cm下まで6.3リットル
- 水深1㎝あげるのに必要な水の量0.37リットル
- ヒーター 20w-30w。
- 床材3cmにする場合。大磯砂0.7㎏。ソイル1.1L。
- メダカ、アカヒレ、ネオンテトラ 5匹
- 金魚1匹
- ドジョウ1-2匹
- タナゴ1匹
- ベタ 1匹
20㎝キューブの水量は単純に外形の計算では8リットルですが、実際は5-6リットル程度になります。この水量は小型水槽扱いになり、飼いたい魚を複数種入れて飼うことは不可能です。単一品種1-2匹で限界となります。小魚や若魚なら5匹程度でも飼えますが、水面に集まりがちなメダカには窮屈です。水面の面積は狭いので。
メーカのGEXに枠アリの20㎝キューブ水槽がありますが、単体では売られておらず投げ込みフィルターとセットになった商品が金魚用として売られています。我が家もGEXのセット品を買いました。最初は金魚2匹、今は分割して1匹で運用中です。使っているうちにベタの単独飼いでも良いサイズだなぁと思いました。
他のメーカーには枠無し水槽もあります。
20㎝キューブ水槽は、GEX、コトブキ、グラシア、ADAとなります。おしゃれなのはやはりフレームレス水槽です。枠アリの利点はガラスが薄く、底がプラスチックで軽いというところ。
20㎝キューブの電気代目安
フィルターGEX外掛けMで4.4W、LEDGEX クリアLED フラッティ1.5ｗを1日8時間、ヒーター20ｗで電気代を計算してみます。
フィルター年間1000、LED200円、ヒーター2000円。合計年間電気代3200円。
水量が少ないし、ヒーターも小さいので年間の電気代は3000円程度です。ヒーターが無ければ1000円程度。LEDは小さいのでいいので安い。ただ、寒い地域は27度設定の場合のヒーターは20wでは温度が上がりきらないはずなので30ｗをお勧めします。
20キューブの利点
このサイズの水槽の利点は、単独飼いにちょうど良いサイズということです。ベタや金魚などにはぴったり。数多く入れたり、複数種を入れるには狭いので適していません。
それから、水を半分くらい入れたままでも5kgくらいなので洗面所や外まで持っていてメンテナンスも可能です。薬浴や稚魚水槽として使う場合も便利なサイズです。余裕ある水量は薬浴で安心なのです。
高さは20㎝しかないく低いので水草を植えるには適していませんが、ガッツリ水草で埋め尽くしている人もいます。
20㎝キューブ水槽に適したフィルター
20㎝キューブ水槽に適したフィルターは外掛けか投げ込みが適しています。
小型外部フィルターというのもありますが、小さい外部は少しの汚れで流量低下するしメンテナンスが面倒なので適していません。
底面フィルターという手もありますが、床材を3cmの厚みにすると水量が1リットル減になるのでちょっと注意が必要になります。いくつかのメーカーで20㎝キューブに使える外掛けフィルターが出ています。
なんといってもおススメは外掛けフィルターです。わずかばかりの追加濾過層で水量がアップできるし、ろ材交換は簡単だし、酸素も供給される。我が家では最初は投げ込みフィルターを使っていたのですが、水槽内から引き出して中身を出して洗うのが面倒だし、エアポンプが五月蠅いので外掛けを使っています。GEXならSかMサイズが適しています。金魚ならMサイズがイイでしょう。Mだとスポンジのプレフィルターが使えるので多少ろ過性能が上です。
- 投げ込みフィルター エアレーション稼働のお手軽フィルター
- スポンジフィルター 投げ込みと原理は同じ、スポンジ洗うだけでメンテ終了
- 底面フィルター エアレーションか水中モーターで駆動。外掛けなどと連結もできる。
- 水中フィルター 水流+小さなろ材。デュフューザーでエアーもゲット。静音。水槽内で場所をとる。
- 外掛けフィルター 各社に各種あるので選び放題。水流もでき、エアーも、水量も若干上がる。す水槽内で目立たないのも偉い。
- 外部式フィルター 静音。ベットサイドに置くなら小型の外部式。自分は以前使っていたけど、もう使う気は起きない。小型の濾過能力は外掛けと同じくらい。
その他の疑問
- Qエアレーション(ブクブク)は必要？
- A
何かしらのフィルターを使っているなら要りません。
- Qお勧めフィルターは？
- A
外掛けフィルターが一押し、他のフィルターは水槽内で大きく見え主役となるけど、外掛けはそこまで目立たない。
我が家の20㎝キューブ水槽
この水槽は水換え不要の金魚水槽として維持しています。3年以上一回も水換えしていません。床はコケだらけで見た目は悪いですが、金魚は元気。
金魚水槽はフィルターどうのこうのではなく、水換えで飼うという人もいますが水換え無しでも飼えます。一応、たまに水質検査しますが硝酸塩やECの値が一定以上あがらいないの、ずっと水換えなしで維持できています。
しかしながら、金魚の糞はデカいのでよく吸水スポンジは詰まるし、フィルターカードリッジも目つまりしてオーバーフローしたりします。フィルターは頻繁にあらってます。
気休め程度にテトラのリサイクルブロックを使用中。
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20㎝キューブは金魚とベタの単独飼育にお勧め
20㎝キューブ水槽は水量6リットルほどの小型水槽。金魚やベタの単独飼育には十分な水量なのでお勧めできます。金魚も小さいうちは2匹で飼育できていましたが、やはり限界が来ました。
このサイズだと窓の棚や、カウンターキッチン、机の一角、箪笥の上などに置けます。たいていそういうところは奥行きが25-30㎝なのです。20㎝なら普通に置けます。
このサイズは少し水を抜いて水槽ごと持ち運べる最大のサイズです。これ以上の大きさは半分以上水を抜かないと持ち運べないでしょう。
水量6リットルの水槽はキューブ以外にもありますが、大体使い勝手は変らないと思います。ほとんどの人がGEXの金魚用のセットを買うと思いますが、最初このサイズで初めてあとで大きいのにステップアップしたらいいでしょう。もし使わなくなっても薬浴用などで使えるので安心です。
