無料の小さな水族館+イベントスペースであるくるめウス
くるめのゆめタウンの後ろ側にある施設。この施設の裏は筑後川。
無料。月曜日が休館です。新型コロナ対策として検温と記名が義務付けられています。
タナゴ好きにはたまらない
水族館といえるほど立派な施設ではありません。基本は規格水槽での展示です。多種多様な魚が泳ぐ筑後川を網羅するほどの種類はいません。しかし、タナゴは充実。
福岡県内に生育するタナゴは全種類見れます。特にセボシタビラはうれしいですね。とても数が少なく、2020年に捕獲や販売が禁止されたタナゴになります。
セボシタビラ
セボシタビラはカゼトゲとアブラボテとヤリタナゴを合わせたような・・・。非常に珍しいタナゴで、自分は川で見かけたことはありません。
この地域ではタナゴを食べる人もいます。ほとんどのタナゴは内臓が苦いのですが、このタナゴは全く苦みがなくおいしいのだそう。佃煮とかで食べたそうですが、もちろん今は捕獲禁止。
ニッポンバラタナゴ-久留米を代表するタナゴ
ニッポンバラタナゴの学名がクルメウスなのです。この施設の名前もくるめウス。この施設の目玉となる魚です。それほど久留米を代表するタナゴ。この付近でもこの魚は釣れます。うちの近所にもいます。
おなじみ?ヤリタナゴ
なぜかあんまり婚姻色出てなかった。うちで釣ってきて飼育しているオスはバリバリの婚姻色が出ています。釣ったときにビックリするぐらい赤ーくキレイ。
おおなじみアブラボテ
アブラボテ。福岡県南で一番多いアブラボテ。気性が荒い魚ですが、たくさん飼うと少しおとなしい。黒くて精悍。
奇跡の魚ヒナモロコ
この付近では絶滅したと思われていたヒナモロコ。保護活動が行われています。他にも希少種のカワバタモロコも。小さい魚ですが、婚姻色が金色で美しい。
他にも
オイカワ、カワムツ、ナマズ、ウナギ、メダカ等々。
まとめ
年に一回は行ってみたい施設。ゆめタウンのすぐそばですし。
淡水魚のレイアウトなども参考になります。
地域防災施設でもあり、カヌーのイベントなども行われています。
種類は柳川の有明水族館の方が多いですが、セボシタビラは向こうにいなかった。というか捕獲禁止なので、いずれここでも見れなくなる?それとも繁殖個体がいれらるのか?