月間アクアライフ6月号にイモリ

長男が愛読しているアクアライフという雑誌にアカハライモリが良く出てきます。6月号には奄美のシリケンイモリの楽園の写真が載っていました。夜になるとたくさんのシリケンイモリが池に集まるという内容でした。
それで先日見つけたアカハライモリの池に夜に行きたいということで行ってきました。二人だけの夜のイモリ観察会です。
10匹程アカハライモリ捕獲
自宅から1時間ほどの超山奥にある池には相変わらずアカハライモリがたくさんいましたが、昼間と同じくらいでした。でもカエルが鳴いていて雰囲気がありました。怖いくらいの山奥もカエルが鳴くだけで少し気が楽になります。
池のイモリを捕まえるのは簡単です。手で捕まえればいい。
灰色、スポット個体
二人で次々とイモリを捕まえます。
泥と同化している灰色のイモリを二匹ゲットしました。
アカハライモリは地域差が大きい生き物ですが、このような灰色のイモリも時々見つかります。長男は持ち帰って飼育したそうでしたが、逃がしました。
イモリの飼育は簡単ですが、それはイモリが丈夫だからです。よく逃げ出すしエサヤリが面倒で、何らかのトラブルが起きやすいと感じています。複数飼いもトラブルにつながるので単体で飼って、絶対に逃げ出さないようにしましょう。
他の生き物、カエルやホタル
シュレーゲルアオガエル トノサマガエル
どちらも平地にはもういないカエルです。池の下流の川にはホタルも飛んでいました。
福岡県内のアカハライモリについて
福岡県内でイモリを探す場合のベストシーズンは3月・4月・5月の雨の日の前後です。山道を歩くだけで見つけることができます。田植えの直前や直後くらいも見つけやすい。
ただ、福岡県内では準絶滅危惧に指定されているので少し奥深い山にいます。わかりやすく言えば棚田があるようなところとか、ミカンとか柿があるような山。卵や幼生は池で見つけることもできますが、大人のイモリの方が見つけやすいです。