江津湖に行くならぜひ立ち寄りたい新おさかなスポットの紹介です。今回はセンターによった後にカヌーで江津湖満喫しました。
水辺のインフォメーションセンターとは?
熊本市の動植物園には魚の展示施設があります。水辺のインフォメーションセンターというところで、無料で入れます。インフォメーションセンター単独の情報ページなどは存在しません。動物園を見てください。
場所は動物園の西口のすぐ横。駐車場もすぐ近くで1日200円です。正門よりも江津湖に近いので動植物園と一緒に江津湖を楽しみたい人は西門がおススメ。江津湖との位置関係は上江津湖と下江津湖の中間の場所になります。
もともとは園内にあった水槽群を2022年のリニューアルに合わせて園の外に建てられた施設で展示しているのだそうです。動植物園は子供100円、大人500円と安いので合わせて楽しみたいところですが、お魚メインで江津湖に遊び来たので今回は動植物園は無し。
中はどうなっている?
江津湖の説明版と、動画ビジョン、展示水槽、休憩室、トイレ、図書が主な施設内容です。メインはもちろん江津湖を再現した展示水槽。
タナゴメインで淡水魚好きにはたまらないです。規模は小さく、水族館と言えるほどの規模はありません。
水槽は大型二つと10数個の個別水槽
訪れた時は誰もお客さんがいませんでしたが、運よく職員さんの水槽説明時間と一緒でお話を聞くことができました。時間は何時かよくわらないですが、動物園の方から時間に合わせてお客さんが入ってきたので動物園の方にお魚ガイドの時間が掲示してあるのだと思います。
二枚貝もいくつか入っていました。セボシは一匹だけ。セボシタビラは国内希少野生動植物種で捕獲・飼育・譲渡が禁止されています。
イチモンジは国内外来種で江津湖周辺では多いタナゴです。イチモンジのせいでセボシ減った?説明版にはバラタナゴと書かれていましたが、大きさや腹びれの白線を見るとタイリクバラタナゴのようでした。
職員さんによると水路改修でヌマガイなどが減ったとのことです。福岡も熊本も同じ。今後もタナゴの数が減らないように、願わくば増えますように。
熊本にいるタナゴ8種
- アブラボテ
- ヤリタナゴ
- カネヒラ
- カゼトゲタナゴ
- セボシタビラ (国内希少種)
- ニッポンバラタナゴ(タイリクバラタナゴと混血が進んでいる)
- イチモンジタナゴ(琵琶湖より移入の国内外来種)
- タイリクバラタナゴ(外来種)
外来種も
江津湖周辺で気になるのは外来の植物が多いことです。水が綺麗で水温が高いという条件があり、ウォーターレタスやブラジルチドメグサが大繁殖。今の時期はウォーターレタスは小さいですが、ブラジルチドメグサはびっしり。
もちろん外来魚もいます。ティラピアは熊本の湧水特有。
ブラックバスなどはリリース禁止で回収ボックスがあります。回収場所は下江津の方に多いです。上江津は水深が浅く流れがあるので、バスはあまりいません。
江津湖はいいぞ
外来の問題はありますが、江津湖は何度来ても癒されます。湧き水は大正義。
こんな極上スポットがある熊本市が羨ましいです。江津湖は九州でも数少ない湖と言える規模のスポット。しかも水質がイイ。周りがぎっしり住宅地なのに。
今回はパックラフトで下りましたが、親子で胴長履いてがちでガサガサしている親子も複数見ました。バードウォッチングの人も多かったです。水鳥も多いです。
まとめ
江津湖に行くなら熊本市動植物園の水辺のインフォメーションセンターもぜひ行きましょう。魚とかガサガサ好きの人は行ってみてください。
行くたびにまた行きたいなと思う江津湖。九州の淡水魚スポットとしては超一級のオアシスです。