キョーリンの粘膜保護カルキ抜き、プロテクトXの効果やデメリット

この記事は約 4 分で読めます。投稿から 2年。最終更新から 1年経過。
作成に約 61 分かかりました。
キョーリンのカルキ抜き材、プロテクトX
お魚ガチが書きました
歩き方

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
このブログはAmazon他のサービスを通じて収入を得ています。

歩き方をフォローする
広告が飛び跳ねます

成分・使い方

使い方。分量

プロテクトXはキョーリンが出しているカルキ抜き+粘膜保護剤です。ヒレが破けたタナゴの薬浴後に使うために買いました。保護成分だけでは買う気は無かったのですが、ちょうどカルキ抜きが無くなったので物は試しと買ってみました。

使う量は20Lに5mlなので1リットル当たり0.25mlになります。

20Lに5ml、50L に15mlです。

この一本は500mlなので飼育水2000リットル分となり、個人利用ではかなり安心な量。60規格水槽なら35個分です。カルキ抜き材ととしては高いですが、大量に使えるのでコストパフォーマンスは悪くないです。

1000円で2000リットルだから1リットル当たりのコストは0.5円なんです。これで粘膜細成分もあるんだからとってもお得。

テトラ アクアセーフと比べると?

テトラのアクアセイフは500mlで1200円くらいですが、使用量は10Lあたり5mlなので飼育水1000リットル分になります。つまり、プロテクトXの方が安いのに倍の水量に使えます。金魚の水作りはアクアセイフの1/2の濃度で600円ですから、500mlで500リットル分。

コスト的にはだんぜん、プロテクトXの方がおススメになります。プロテクトXは1リットル当たり0.5円、アクアセーフは1.2円ですからね。

広告が飛び跳ねます

粘膜保護の効果

プロテクトXの特徴
キョーリン プロテクトX
  • 魚の粘膜に近い高分子ポリマーが体表を保護
  • 重金属を無害化
  • カルキを中和
  • 20Lについき5ml

粘膜保護の効果に関しては、実感できるほどの効果は感じられませんでした。
でも、水換え直後に小さいタナゴが水面まで上がってきて来る時があった現象が無くなりました。エラにも優しいとの説明の効果が発揮されたのかもしれません。

気になる保護成分の正体は不明です。他社だと植物由来が多いですが、この製品のトロミの正体は何だろうか?気になります。

広告が飛び跳ねます

デメリットは泡

エアーレーションの泡
上部フィルターでも泡が次々と発生。すぐに消えないから普通の泡とは違う。

デメリットはエアレーションの泡が盛大になるということの一点です。特に投入直後はエアレーションの泡が多くなります。泡が弾ける音も少し大きくなった気がしましたし、水面でも直ぐに泡が消えません。特に気温が高い夏場です。寒い時は全然気にならない。

泡の量は体感的には5倍くらい。でもそのうちに落ちつきます。慣れれば特に気にするほどのことは無いデメリットです。

gexの粘膜保護剤入りのベストセーフプレミアも使っていましたが、エアレーションの泡は普通でした。

カルキ剤としてはダントツにお勧め

注ぎ口が細いので入れすぎが防げる。5ml入れたいときは適当なペットボトルのキャップを使えばいい。

キョーリンのプロテクトXとしてはカルキ抜き+粘膜保護剤としては効果じゃないので、普通にお勧めのカルキ抜き材です。
500mlならこれ一本で2000リットル分。

肝心の粘膜保護成分は、目に見える効果は無いでしょうけどもトローッした感じなので効きそうな気はします。泡は出るけど数日で気にならなくなります。

アマゾンでは欠品するときも多いので見つけたら買いですよ。

プロテクトX<観賞魚,鑑賞魚,熱帯魚,金魚,メダカ,アクアリウム,水草>|観賞魚用器具類・薬品|キョーリン【Hikari】
水道中の塩素を中和、高分子ポリマーにより粘膜を保護。新しく魚を購入した際や、採取した魚など粘膜に傷がついた魚に効果的な粘膜保護剤です。

他の粘膜保護剤