ルアー釣りといえばブラックバスですね。
福岡県南部は全国的にも盛んな地域です。筑後川は有名ですし、有明海河口ではシーバスも釣れます。矢部川の下流域ではブラックバスのパラダイスです。
では中流域である八女市付近はどうなんでしょう?バスにハマっている人から八女情報を教えてもらいましたし、自分も誘われて釣りに行って野池で釣れました。
福岡県八女市でブラックバスは釣れる?
八女市で有名なバス釣りスポットは犬山ダムです。グーグルマップでは花宗溜池となっていますが、八女の人は犬山ダムと言います。八女が舞台の釣り漫画、カワセミさんの釣りごはんにもこのダムが出てきます。
駆除目的のバス釣り大会も開かれていたくらいなのでバスはいます。30年前からバスはいたそうですから、この溜池に誰かがバスを放流して矢部川水系下流の大川や柳川・筑後まで広がったのではないでしょうか。同じようにしてブルーギルもここから広がったと思います。
いまでも週末に行くとバス釣りの人は結構います。調子が良ければ半日で4匹くらい釣れるとおもうけど、ゼロの人も普通にいます。ちなみに、夜釣りとボートは禁止です。
他にはダムとしては広川ダムもあります。広川ダムもブラックバスは釣れます。近所の人は時々行くそうです。ただし、水を抜いている年もあります。
八女の野池は?
八女には野池も結構あるんです。中学生はチャリで野池まで行ってバス釣りをしています。どれもが農業用の堤です。釣っている人がいなくても、ある程度の池の大きさがあるならバスはます。というかバスがいない池を見つける方が難しい。八女地方の野池は密放流によりほぼどこでもブラックバスは居ます。バス以外にはブルーギル、鯉、雷魚がいます。
お茶畑にある野池とか、1匹くらいは釣れます。時期により水量が極端に減る時があります。年により池干しも行われます。
野池のお勧めルアーは虫っぽいやつです。
※釣り禁止と看板がある池もありますが、看板に気付かないふりして釣っている人も多いとのこと。
八女にブラックバスが釣れるクリークはある?
筑後、大川、柳川などはバスが釣れるクリークが沢山ありますが、八女には止水クリークは皆無なのでバス釣りは適してません。しかし、水田の時期には水量が増える所も多く、時々バスが入り込んできます。花宗川や山の井川でもバスは釣れますが、主に筑後市よりも下流です。八女より上だとカワムツですね。マイクロスプーンで連続ヒットも狙えます(全然引かないけど)。
矢部川本流はもっと下流じゃないとバスは居ないし、釣ってる人もいません。バスを釣るなら瀬高より下流で、感潮エリアになりますが釣り人は少ないです。
んで、八女でブラックバス釣れるの?
知り合いに無茶苦茶バス釣りが好きな人がいるのですが、筑後や柳川のクリークに通っています。揚水ポンプがあるようなクリークですね。通えば50cmクラスも釣れますからね。
八女では野池か犬山ダム(花宗溜池)。日向神ダムは水量が少なすぎて釣りができない。ブラックバスは居るかどうかは知りませんが、ルアー釣りしている人はほとんど見たことないです。ブルーギルは釣ったことあります。
八女のバス釣りポイントまとめ
- 犬山ダム 花宗溜池
- 広川ダム
- 野池 何か所もある
- 川・クリークでは基本釣れない。
八女で釣るより筑後柳川大木町など下流域の方がポイントが多い。有名な場所もあるけど、バンバン釣れるほどいない。ほぼクリークはどこにでもいる。例えば柳川の川下りの堀でも大きなバスを釣っている人を見たことあります。
バス釣り?
バスが釣れたら楽しいですね。ご存じとは思いますが、ブラックバスは特定外来種なので生きたまま移動が犯罪となります。釣れたらリリースするか〆てることになります。
ちなみに、私はバスとブルーギルを釣ったら食べます。矢部川流域のバスは上流でも下流でもとても美味しいです。八女のため池は水質はそこまで絶望的ではありませんからごちそうです。柳川方面の下流域のクリークのブラックバスもおいしいです。くさみは無いので是非食べましょう。不味いとか臭みがあると言われますが、自分が食べる限り臭みなどを感じたことはありません。
他の淡水魚のことをいろいろ勉強したり、経験したらブルーギルとブラックバスの問題の大きさを実感することになりました。特に八女からさらに下流のクリーク地帯の在来魚はブラックバスにより悲惨なことになっています。特にニッポンバラタナゴとセボシタビラは大きな影響を受けて激減。カワヒガイとかヤリタナゴさえ減りました。
バスがいない未来を妄想しています。ブラックバスはぜひ食べて減らしましょう。