日本淡水魚タナゴ水槽の全滅事故発生!!!原因はフィルター詰まりによる高水温。

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お魚ガチが書きました
歩き方

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
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調子が良かったタナゴコミュニティ水槽が・・・全滅

朝水槽を見たら、なぜか濁っている

朝水槽を見ると、なんか水が茶色。それを見た瞬間に嫌な予感がしました。

近づくと愛しのタナゴちゃんたちが浮かんでいるではありませんか。近所の水路でコツことときれいな生態を集めていたのに。婚姻色がマックスだったカネヒラをメインにニッポンバラやカゼトゲなど可愛いタナゴが入っていたのです。

水槽のサイズは60㎝規格。頑張って世話をしていたタナゴが浮いていたり、沈んでいたり。。。

まさに地獄のような水槽でした。

カネヒラ、ニッポンバラ、カゼトゲ、アブラボテなど近所の水槽を再現した水槽がタナゴ全滅

下の方にうつってるのは反射した周りの道具

奥が見えないほど濁ってました。つーかなぜにごってりるの???????

急いで水換えをします。全部のタナゴが死んでいました。

生き残ったのはムギツクとドジョウとヨシノボリ

タナゴ以外にムギツクとドジョウとヨシノボリが入っていたのですが、彼らは大丈夫でした。

ヨシノボリの方が水温には弱そうですけど、タナゴが先に死んだのは大量死で急激に腐った水のせいでしょう。

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原因は上部フィルターの詰まり

原因は!?と思いながら水換えをしていると、上部フィルターがちょろちょろしか流れていません。モ・モ・モーターを取り出すとインペラ部分にウィローモスがつまっていました。

ということで、気になる原因は上部フィルターのモーターにウィローモスが挟まって異常発熱したことが原因で間違いないと思います。季節は8月下旬、水温は日常的に30度オーバーとなっていました。なぜモスが絡まったかというと・・・、上部フィルターの給水スポンジが無くなっていたから。GEXの上部フィルターってスポンジが緩くて下に落ちちゃうんです・・・。んーもー!!!!

摩擦熱が発生し水温が上がりタナゴが死にはじめ、死んだタナゴが腐敗し、他のタナゴも死んでいく。そしてますます水の腐敗が進み濁っていった。

まさに地獄のスパイラル。

不運なことに、夏だったことももちろん関係しています。ただでさえ、水温が高かった水槽が、異常発熱により40度以上まで上がった???水温計はつけていましたが、発見したのが朝だったし、慌てて水温計は見ないで水換えを始めてしまいました。

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反省点・改善点

直接的な原因はフィルターの給水スポンジが外れていたこと。あれ、スポンジどこなんだろうと・・・思った時にすぐ対処しなかったことが、もうほんとにバカです。

まさか、水草が入りこむとは思っていませんでした。モーターに水草が絡んだら最悪の結果になります。注意してください。

もしサブフィルター兼エアレーションの投げ込みフィルターが無かったら他の魚も死んでいたでしょう。腐った水は腐敗が加速して酸素は消費されるばかり。

フィルター機能はともかく、過密気味の水槽ならエアレーションはぜひとも入れておくべきです。バックアップとして投げ込みを入れていたのは正解でした。

まとめ

ほんとまぁ。画像に撮るのもつらい出来事でした。

最悪です。魚飼育なんてしなければよかったと思うほどでした。愛すべき近所のタナゴたち。ごめんなさい。