セボシタビラを見に生息地へ行った結果

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お魚ガチが書きました
歩き方

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
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セボシタビラはタナゴの一種

沈めたカメラに映ったセボシタビラ
https://www.env.go.jp/content/000202001.pdf

セボシタビラは九州に生育するタナゴですが、国内希少野生動植物種に指定されています。そのため捕獲・飼育・販売が禁止です。観察・撮影のみが可能となります。釣りの場合にもし釣れた場合はすぐに逃がしてください。セボシポイントで狙って釣ることも捕獲行為に当たるのでやめましょう。希少種は地元でも保護活動が行われているケースも多くトラブルになる可能性も高いです。

今回はカメラを沈めて撮影するために行ってきました。

セボシタビラ - Wikipedia

セボシタビラの生育地情報

セボシタビラは非常に貴重なタナゴです。現在生き残っているのは、福岡県の矢部川水系のごく一部と熊本県の緑川水系です。

福岡では北部豪雨以後水路が改修されまくって、セボシは絶滅と言ってもいいレベルで消えています。

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セボシタビラの画像

セボシタビラのオス(婚姻色)とメス?。

カメラを沈めて動画を撮影。アクションカメラの広角レンズなので静止画としてはいまいち。しかもパンフォーカスレンズなので近すぎるとピンボケするのがもったいない。でもお手軽に魚種確認したりできるから便利です。使っているカメラはDJIのオズモアクション2と3です。レンズ画角とセンサーサーズ的(ピントが合う範囲が広い)に初代のが一番適していたのですが、社外バッテリーを使ったら浸水して壊れてしまいました。

婚姻色のオス同士は群れて泳いだり、小競り合いしたり。流域を群れてパトロールしている。白色がまぶしい。そして美しい青と赤。
産卵がビローンと伸びたメス。ニッポンバラタナゴ並みに長く伸びている。産卵母貝が近くにあるのだろうか?
黒いオス。鼻先に追星が発達。
パトロールを頑張っているセボシタビラの婚姻色オス。数がかなり少ないのに群れて頑張っている。
これはムギツク。他にもカワムツ

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イチモンジタナゴ

婚姻色が出たイチモンジタナゴ
魚影濃い。

近くにはイチモンジタナゴもいた。国内外来種。以前より少ない気がするけど気のせい?

撮影機材

アクションカメラは防水で広角なので手軽な水中撮影には適していますが、いい写真を撮るには全く適していません。手振れ補正は切って4:3で4kでとるのがイイと思いますが、4kはバッテリーの減りが早いし録画時間も少ないので使っていません。少しでもよく撮るには、明るい場所、地面は少し入れる、静かに待つ、いろんな場所に沈める、って感じ。

オズモアクションは最新は5ですが、使ったのは2と3です。型遅れでも十分使えるので初代でもok。2は水中で使うとアダプターが使えないのでバッテリーが貧弱です。

外部リンク

TG7欲しいなぁ。