熊本県に旅行のついでに水源地へ
熊本でキャンプをしたのですが、次の日近くの水源に行きました。
狙いは水草です。もちろん、タナゴがいれば採取して観察したいと思っていました。
水源としてはマイナーなこの場所。車を降りて池を見たら思わず声をあげてしまいました。あまりにもきれいなのです。
うひょー。
採取した水草
繁過ぎて浮いているのを貰いました。持ち帰るときは、浮いて流されているような水草だけ持ち帰ってください。引っこ抜いたりしないでね。
ウィローモスが大量にあったのですが、モスは家でも増えすぎて困るくらいなのでスルー。主にリシア(カズノゴケ、鹿の角のように分岐している)とヘアーグラス、よくわからない有茎草を持ち帰りました。希少なイチョウウキゴケもありました。
有茎草は最初はバコパと思いましたが、家にもあるウォーターバコパよりとても華奢なので全く違うと判断しました。ハイグロフィラとかロタラに似ています。後で調べてみようと思います。→ミズハコベという種類でした。
本来は活着しないウキゴケとも呼ばれるだがリシアだが、ウィローモス(ヤナギゴケ)に絡まって沈んでいる。大きくなると自らの浮力で浮き上がる。ウィローモスは珍しくないが普通は川の壁面などにあるので、ガッツリ沈むのは珍しい。
要するに天然のネイチャーアクアリウム水槽状態。
まとめ
ここは特に採取禁止などの池ではありませんが、希少な水草でもあるので採取は必要最小限にしました。茂りすぎて水草が浮いて流れているので、それを持ち帰りました。この池は季節により茂り具合が違うようですが、秋は水草がぐんぐん育つ季節でもあるんので、ちょうどマックス状態だったと思います。池尻の排水口には大量水草が詰まっていているほどです。
魚は一瞬タナゴと思いましたが、網ですくうとタカハヤでした。他にもカワムツも泳いでいました。タカハヤは熊本の湧水では定番です。
リシアはCO2添加で育てる水草(気泡をたくさんつける)なのでうまく育つか不安ですが、明るい緑はとてもきれいです。