パックラフトで出発
梅雨の隙間を狙って柳川のお堀へ行きました。使用する船はタンデムタイプのパックラフトです。中国のフロンティア(現・マーシャス)というメーカーの船。ゴムボートのようですが、ラフティングボートのような丈夫さがある船です。空気で膨らませます。価格は結構高いです。
時間は18時ごろ出艇。足湯のところは駐車場が無料。船着き場もばっちりで出艇に適しています。まだ明るかったです。観光地ですが、夜なので閑散としていました。
ネムの木は夜に葉を閉じるのでネムの木といいますが、花は夕方から夜に良く開いています。九州だとアジサイと同じくらいの時期で梅雨の前半に最盛期となります。山間部の川沿いなどに多く、待ち中には少ない。以前は平地にも多かったと予測しますが、圃場整備で川のコンクリート化と共に消えました。
帆を付けて進む
帆を初使用しました。風がある時はククーッと進みます。でも風が無いと進まない。一人なら使うアイテムでは無いですけど、ふたりなら使う価値ありますよ。前に乗っている人がコントロールします。
柳川川下りでは何か所も橋の下をくぐるのですが、面白いです。強風でやったらさぞかし興奮するんでしょう。
完全に陽が落ちて暗くなるが雰囲気ヨシ
世にも珍しい水上売店。正真正銘川の上に浮かんでいます。なんと夜も開いています。今回は財布が無くてスルー。お勧めは焼きもち、あまおうソフト、コーラです。
沖の端は他の柳が無くてガッカリ
柳川観光のクライマックス沖の端。工事で両岸の柳の木が伐採されて寂しい限り。
夜は人もおらず静かでした。去年は水天宮の日によるここまで来ました。ここまで入ってくるときは非常に低い橋をくぐる必要があり、増水で超ギリギリでした。
魚は?水草は?
暗いので魚はほとんど見えませんでした。時々、ブラックバスらしき魚が跳ねました。ボラかも知れません。
水草はマツモが大繁殖している区間がありビックリ。
おわり
柳川の夜の川下り。とっても楽しかったです。にぎやかな昼間もいいんですけど、誰もいない夜も最高です。毎年2・3回漕いでいます。時間は2時間ほど。3時間あれば三柱神社までさかのぼることも可能です。
地図やもっと詳しいことはパックラフトのブログに以前書いています。過疎ブログですが暇な人は読んでみてください。ジブリ制作の隠れた名作「柳川掘割物語」もおすすめです。もちろん柳川有明海水族館も。