スーパーで売っていた有明海の芝エビ
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我が家は有明海周辺部なので有明海の海の幸が時々売られています。と言っても、有明海の漁業は魚や貝は激減しており、アサリすら地元でもほとんど見かけません。魚屋にはあるのかもしれないですが、チェーン店のスーパーなどでは見かけることは少ないです。
有明海の芝エビはそのような環境でもコンスタントに売られている貴重な存在。しかも安い。ローカルな食材は人気が無いんでしょうね。。。悲しいことです。
この芝エビも299円でした。30匹以上。
今まで、定番の唐揚げや塩焼きで食べていたのですが、殻ごとエビ出汁スープを作ってみました。
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芝エビのスープレシピと作り方
【材料】3〜4人分
◎芝エビ・・・30匹
◎ニンニク・・・1個
(調味料)
◎油
◎水・・・500ml
◎しょうゆ・・・大さじ3
◎酒・・・大さじ1
作り方
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ボールでエビを洗います。ゴミ等を流すので真水でok。
このエビは頭としっぽの根元に剣のような身を守るための棘があります。一匹ずつハサミで切り落とすと食べやすいです。用心して食べるなら切り落とす必要はありません。子供が食べる場合は切り落とした方がイイです。
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サラダ油で細切りにしたニンニクを炒めます。ニンニクの風味を油に移します。このスキレットはとても重いですが、何でもおいしくできます。
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エビ全体が赤くなるまで中火で炒めます。長いひげが絡まりますが、気にせず炒めましょう。
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水500mlを投入。投入してしばらくすると大量のアクが出てきます。
エビのアクは生臭さの素なのであるていど取り除きます。沸騰させると出てくるので少し火力を弱くします。
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アクは取り除いても出てくるので途中であきらめます。醤油と酒を入れて味を付けますが、この時点でエビの出汁がかなり出ています。
完成です。
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エビの出汁は甘く濃厚で美味しいです。エビの棘が刺さらないように食べてください。
とても美味しい料理です。
4人300円でこの絶品スープが飲める有明海沿岸民は感謝して食べましょう。
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まとめ
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シバエビ(クルマエビ科)マエビ、シラエビ
佐賀県有明海漁業協同組合
本県有明海で最も多くとれるエビ。東京湾から南シナ海まで広く分布し、各地の内湾の水深20m ぐらいまでの泥質の海域に生息している。東京の芝(港区)周辺で昔よくとれたことからこの名がついたと言われている。
有明海沿岸では通常マエビと呼び、川や河口にすむシラタエビのことをシラエビと呼ぶが、太良町ではシバエビのことをシラエビと呼ぶので、混同に注意。
主にアキアミやニホンアミ等の小型の甲殻類をよく食べる動物食で、5月下旬~9月上旬に有明海内で産卵する。稚エビは11月頃までに体長約9cmに成長し、それ以降はほとんど成長せずに冬を越す。その後、5月頃から再び成長を始め、9月までにメスは体長12cm、オスは11cmに達し、産卵する。産卵が終わると死んでしまうことから、寿命はほぼ1年と考えられる。産卵期には、オスの多くは体色が黄色みを帯びてくるので、オス・メスの識別が外観的に容易となる。
フライパンに薄く油をひいて炒め、塩こしょうで味つけるとビールのつまみに最適である。またチリソース炒めもおいしい。活きエビは、頭(頭胸部)、腹部の皮をとり、醤油を少しつけて食べるとほのかな甘みがあっておいしい。そのほかいろいろな料理の素材として、また、スズキ釣りの生き餌として重宝されている。
有明海の芝エビ(シラサエビ)はとても安く売られています。でも芝エビって高級食材なんですよ。ぜひ購入してください。
このエビの漁は有明海では刺し網で行われていますが、一匹ずつ網からとるのが大変な量です。漁師さんに感謝します。冷凍でも美味しいです。今回も解凍したエビを買いました。
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