この前砂を買ったら全然足りずに買い足す羽目になりました。
何本も水槽は立ち上げていますが、ソイルにしても砂にしても足りない場合が多いです。特に水草植える時は多めがイイですね。ソイルだと追加もよくやりますし。
2.5gの砂を買ったのに、容量が1.1Lしかなかったんです。計算すると比重(かさ比重)が2.3でした。素材により比重が違うからkgで買うと必要な量も違うんですよ。
ということで、計算フォームつくりました。
水槽を立ち上げる時の砂やソイルの量を計算
床材はリットルで記載してくれたら理解しやすいのですが、ソイル以外の砂や砂利は重さで売られています。その理由は天然素材なので一定ではないとか、単に重さを計量する方がパッケージングしやすいなどの理由でしょう。
よくあるのが、水槽を立ち上げようとした時に床材が足りない場合です。奥行き感を出すために、奥に厚くひいたりするので少し多めの方が安心です。
ではお使いの水槽を当てはめて自動計算してみてください。自分で比重も可能です。厚みの目安は3cm、水草植えるなら4cm-7cmは欲しい。底面フィルターも3cm以上は欲しい。薄く敷くのもそれはそれであり。
↑こちらの水量計算ページではガラスの厚みを考慮して計算します。
各水槽の床材の量の目安
名前 | サイズ | ガラス厚 | 内寸最大水量 | 水面3cm下水量 | ヒーターサイズ | ソイル3cm | 大磯砂3cm |
---|---|---|---|---|---|---|---|
20cm キューブ | 幅20×奥行20×高さ20㎝ | 5mm | 7.04L | 5.96L | 20W | 1.2L | 3㎏ |
30㎝規格水槽 | 幅30×奥行18×高さ24cm | 2mm | 12.4L | 1.08L | 40W | 1.6L | 4㎏ |
30㎝フチなし | 幅30×奥行20×高さ25㎝ | 5mm | 13.5L | 11.85L | 40W | 1.8L | 4.5㎏ |
30㎝キューブ | 幅30×奥行30×高さ30㎝ | 5mm | 24.8L | 22.3L | 80W | 2.7L | 6.75㎏ |
40㎝枠アリ | 幅40×奥行25×高さ28cm | 2mm | 27.52L | 24.55L | 120W | 3L | 7.5㎏ |
45㎝フチなしスリム | 幅45×奥行20×高さ22cm | 5mm | 17.97L | 15.4L | 50W | 2.7L | 6.7㎏ |
60㎝スリム | 幅60×奥行20×高さ25㎝ | 5mm | 27.46L | 33.6L | 80W | 3.6L | 9㎏ |
60㎝規格フチあり | 幅60×奥行30×高さ36㎝ | 3mm | 62.35L | 57.11L | 160W | 5.4L | 13.5㎏ |
90㎝スリム | 幅90×奥行22×高さ30cm | 6mm | 54.3L | 48.7L | 160W | 5.9L | 14.8kg |
90㎝規格枠アリ | 横90×奥行45×高さ45 | 5mm | 174L | 162L | 200W以上 | 12L | 30㎏ |
比重データー
単位はkgです。比重は乾燥状態。
比重の計測の方法は1リットルの容器に入れてその重さを計ればokです。1リットル以外でも重さを容量で割れば比重が出ます。
例えば2.5㎏で1.1リットルなら2.5÷1.1=2.27。大磯砂は大きさにもよりますが、2-2.5㎏となります。
GEXのサイトには比重について以下のように書かれています。
例えば、ソイルと砂利1Lを「kg」にすると、粒サイズによって異なりますがソイルは1Lあたり約1.3~1.5kg、砂利は1Lあたり約2.5kgになったりもします。
金魚や観賞魚の底砂について知ってみよう! – GEX
他にもネットには間違った記載が多く、砂は重さで売られているからソイルより+10%の量が必要とか、大磯砂の比重が1.6だったりと実際とは違っているんです。
容量と重さを混同している例も多く、60規格に1cm厚みは1.8kgの大磯砂が必要と書かれていたりします。
比重の一例
以下はかさ比重です。
- ソイル 1.3-1.5
- 赤玉土 1.3-1.5
- 1㎝前後の大きめの砂利1.5-1.8
- 大磯砂 2-2.5
- アマゾン源流の白い砂 2-2.5
- ネグロナチュラルサンド 2-2.5
- ガーネットサンド 2.8-3
※おおよそです。メーカーなどでも違います。
床材大集合
床材洗う時はザルを使うと早く洗えます。
結局床材は水草ならソイル、それ以外は大磯砂、もしくは無しのベアタンク。個人的には南国の砂として売られている大磯砂です。床材は重いので通販よりホームセンターとかの方が安い場合もある。