【簡単】水槽床材の容量・重さを自動計算、ソイル・大磯砂

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この前砂を買ったら全然足りずに買い足す羽目になりました。

何本も水槽は立ち上げていますが、ソイルにしても砂にしても足りない場合が多いです。特に水草植える時は多めがイイですね。ソイルだと追加もよくやりますし。

2.5gの砂を買ったのに、容量が1.1Lしかなかったんです。計算すると比重(かさ比重)が2.3でした。素材により比重が違うからkgで買うと必要な量も違うんですよ。

ということで、計算フォームつくりました。

お魚ガチが書きました
歩き方

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
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水槽を立ち上げる時の砂やソイルの量を計算

床材はリットルで記載してくれたら理解しやすいのですが、ソイル以外の砂や砂利は重さで売られています。その理由は天然素材なので一定ではないとか、単に重さを計量する方がパッケージングしやすいなどの理由でしょう。

よくあるのが、水槽を立ち上げようとした時に床材が足りない場合です。奥行き感を出すために、奥に厚くひいたりするので少し多めの方が安心です。

ではお使いの水槽を当てはめて自動計算してみてください。自分で比重も可能です。厚みの目安は3cm、水草植えるなら4cm-7cmは欲しい。底面フィルターも3cm以上は欲しい。薄く敷くのもそれはそれであり。


				

比重とは物質の密度(単位体積当たり質量)と、基準となる標準物質の密度との比です。主に金属の塊を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。一方、床材の比重は「かさ比重」です。空気などの隙間なども含めた比重です。乾燥状態と濡れている状態でも違いますが、売られている床材は乾いているので乾いているかさ比重です。
※ガーネットサンドは比重が重くて約4でも、床材として敷くと隙間があるので3以下。
かさ比重の例

  • ソイル  1.3-1.5
  • 赤玉土 1.3-1.5
  • 1㎝前後の大きめの砂利1.5-1.8
  • 大磯砂 2-2.5
  • アマゾン源流の白い砂 2-2.5
  • ネグロナチュラルサンド 2-2.5
  • ガーネットサンド 2.8-3

誰でもわかる床材の容量

水槽の横幅×奥行×床材の高さ=必要な床材の容量

例60*30*3=5400(5.4L)
※ソイルは容量で売られているのでこれがそのまま必要量。それ以外は比重をかける。比重は1リットル当たりの重さなので大磯砂なら5.4*2.5=13.5㎏となる。
※実際は水槽のガラスの厚みなどで床面積が少なくなる。

超簡単!水槽の水量計算機(床材や塩の量も)
水槽のサイズやガラスの厚み、水面の高さから正確な水量を計算します。

↑こちらの水量計算ページではガラスの厚みを考慮して計算します。

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各水槽の床材の量の目安

名前サイズガラス厚内寸最大水量水面3cm下水量ヒーターサイズソイル3cm大磯砂3cm
20cm キューブ幅20×奥行20×高さ20㎝5mm7.04L5.96L20W1.2L3㎏
30㎝規格水槽幅30×奥行18×高さ24cm2mm12.4L1.08L40W1.6L4㎏
30㎝フチなし幅30×奥行20×高さ25㎝5mm13.5L11.85L40W1.8L4.5㎏
30㎝キューブ幅30×奥行30×高さ30㎝5mm24.8L22.3L80W2.7L6.75㎏
40㎝枠アリ幅40×奥行25×高さ28cm2mm27.52L24.55L120W3L7.5㎏
45㎝フチなしスリム幅45×奥行20×高さ22cm5mm17.97L15.4L50W2.7L6.7㎏
60㎝スリム幅60×奥行20×高さ25㎝5mm27.46L33.6L80W3.6L9㎏
60㎝規格フチあり幅60×奥行30×高さ36㎝3mm62.35L57.11L160W5.4L13.5㎏
90㎝スリム幅90×奥行22×高さ30cm6mm54.3L48.7L160W5.9L14.8kg
90㎝規格枠アリ横90×奥行45×高さ455mm174L162L200W以上12L30㎏
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比重データー

大磯沙は厚み3cmとしたら約12kgとなる。2cmなら8.5ほど。60㎝規格水槽ならとりあえず10㎏は必要ということ。薄く1㎝敷くなら5kg。

単位はkgです。比重は乾燥状態。

比重の計測の方法は1リットルの容器に入れてその重さを計ればokです。1リットル以外でも重さを容量で割れば比重が出ます。

例えば2.5㎏で1.1リットルなら2.5÷1.1=2.27。大磯砂は大きさにもよりますが、2-2.5㎏となります。

GEXのサイトには比重について以下のように書かれています。

例えば、ソイルと砂利1Lを「kg」にすると、粒サイズによって異なりますがソイルは1Lあたり約1.3~1.5kg、砂利は1Lあたり約2.5kgになったりもします。

金魚や観賞魚の底砂について知ってみよう! – GEX

他にもネットには間違った記載が多く、砂は重さで売られているからソイルより+10%の量が必要とか、大磯砂の比重が1.6だったりと実際とは違っているんです。

容量と重さを混同している例も多く、60規格に1cm厚みは1.8kgの大磯砂が必要と書かれていたりします。

比重の一例

左が大磯砂、右が珪砂。大きさや色味が違う。原料が同じなら比重は小さいほど重くなる。

以下はかさ比重です。

  • ソイル  1.3-1.5
  • 赤玉土 1.3-1.5
  • 1㎝前後の大きめの砂利1.5-1.8
  • 大磯砂 2-2.5
  • アマゾン源流の白い砂 2-2.5
  • ネグロナチュラルサンド 2-2.5
  • ガーネットサンド 2.8-3

※おおよそです。メーカーなどでも違います。

床材大集合

床材洗う時はザルを使うと早く洗えます。

結局床材は水草ならソイル、それ以外は大磯砂、もしくは無しのベアタンク。個人的には南国の砂として売られている大磯砂です。床材は重いので通販よりホームセンターとかの方が安い場合もある。