池の水を抜く番組でクサガメは臭いと説明される
池の水を抜く番組では臭いからクサガメという解説がほぼ毎回入ります。そして外来種として駆除されています。
この外来種かどうかは微妙な所なので気になる人は調べてみてください。法的には駆除対象とはなっていない亀です。
「怖いもの見たさ」という言葉がありますが、「臭い物匂いたさ」という好奇心も人間にはあります。今度クサガメみつけたらぜひ、その匂いを嗅いでみたいと思っていました。
そういえば、昔おじいちゃんが裏の川で亀を飼っていたのですが、甲羅の端っこに穴をあけてヒモで繋いでいました。アヒルも飼ってました。すいません、どーでもいい無駄知識でしたね。
ネットで調べたクサガメの匂い
ネットで適当にクサガメの匂いを嗅いだ時の表現を調べて見ました。カメムシ、苔、草など、青臭い匂いっぽいです。説明しずらいという声もアリ、表現しにくい匂いであることがわかります。
- 強烈な刺激匂
- カメムシの匂い
- ヘドロ
- 苔
- 蛇の匂い
- 草の匂い
- 説明しずらい
んで、実際匂い嗅いだんだけど
福岡県内某所の水路探索。このようなスペースは近所でも極わずか。昔人工的に掘られた水路です。ガサガサするとエビやカニ魚が捕れます。タナゴも沢山いるけど水量浅くて流れが速いので捕りにくい。
この先の深みには、フナ、アブラボテ、カネヒラ、ムギツク、ドンコなどが住んでいます。これだけ浅いと大きめの魚は泳げないんですよ。ドジョウや二枚貝がいてもよさそうだけど、見たことない。
貝探しはやってみたいなぁ。
こんな水路で見つけたカメがこのクサガメです。うちの近所ではカメは珍しくてスッポンの方が良く見ます。ミシシッピアカミミガメもあまり見ない。ちょい下流にいけば沢山いるけど。
甲羅に三本のキールとよばれる線上の出っ張りがあります。それがクサガメ。
そして捕まえて手に持っている時、なんとも言えない匂いが漂ってきました。
なんか青臭いダシっぽい匂い。草の匂いだけど、さわやか系ではなくカツオとかイリコなどで取ったダシ汁っぽさも。
強烈な刺激臭でないことは確かだけど、臭い。そしてやはり説明しずらい匂い。なんか匂うなぁて感じ。
ChatGPTにきいてみた
あの匂いのもっといい説明ないかと思い、生成AIにきいてみました。とんでもないウソ回答を期待したのですが、そうそうこんな匂いだったと思わせるまともな回答でした。
クサガメが警戒時に足の付け根から出す刺激臭の匂いはどんな匂いですか?何かに例えてわかりやすく答えてください。
クサガメが警戒時に出す刺激臭は、一般的には「ネギやガーリックのような強い臭い」と形容されます。これは、クサガメが特定の腺から分泌される化学物質によって引き起こされるもので、他の動物や捕食者に対して威嚇や警告を送る役割を果たしています。
それはかなり強烈で特徴的な香りであり、クサガメの周りにいる人にとっては明らかに異なる匂いとして感じられるでしょう。
ただし、個体によっても匂いの強さや個別の特徴は異なる場合があります。また、この臭いは一時的であり、クサガメが警戒状態から落ち着くと匂いも薄れていきます。
自分もネギやガーリックのような強い臭いに同意します。出汁っぽいと感じた匂いはニンニクとかネギの匂いとも言えます。でも、強烈ってほどのインパクトは無かった。
繰り返します。クサガメが警戒時に出す臭いは「ネギやガーリックのような強い臭い」です。今度クサガメ捕まえたら、自分ならこう表現する!とかチャレンジしてみてください。足の付け根から匂いが出るようです。
飼育中のクサガメは刺激臭は出さないらしい
飼育しているクサガメはくさいにおいは出さないそうです。ビックリした時とか、怯えた時に出すから慣れたカメは出さないんでしょうね。出したら飼育スペースが臭くなることを理解しているのかもしれません。
飼育由来のにおいを消すには、頻繁な水換えやメンテナンス、甲羅磨きなどが効果的。においを抑える餌も売っています。