![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/hotorie2-1024x538.jpg)
![みーくん](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/mi-kun160.jpg)
水草が好きな僕が小学1年生の時に育てた水草レイアウト「ほとりえ」。
育つ様子は楽しかったけど、あとで騙されたーって思っちゃった。
今でもホームセンターでこの商品見ると思い出しちゃう。
水作のほとりえシリーズ
水作から出ている「ほとりえ」というシリーズは極小水槽でのレイアウトキットです。グリーンカーペットキットとコケリウムがだれでも作れるキット。
3年ほど前に購入してレイアウトした画像が出てきたので紹介します。
こんな感じに水草絨毯
![水作 ほとりえ](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5467-1024x1365.jpg)
キットには小型水槽、ベースサンド、ソイル、仕切りのネット(ベースサンドとソイルの間に敷く)、水草の種、フタが付属しています。
家にあった気孔石とアヌビアスナナとウィローモスを少し使ってレイアウト完成。
水草の種をまいてから暖かい時期なら10日くらいでこうなります。霧吹きで水を毎日やり、蓋をして日の当たる暖かい場所に置いておきます。確実に絨毯にしたいならアクアリウム用のライトを当てておくと生育がそろいます。発芽に必要な温度が、20-25度以上と高いので春以降でないとむずかしいかもしれません。生体はチェリーシュリンプ2匹入れていただけ。
水槽サイズはSだったので幅100 × 奥行き65 × 高さ144mm。生体はエビくらいしか入れられない。MとLならメダカok。
↑割りやすくて使いやすい。くぼみが多くソイル入れて種も撒ける。
水草を上手く発芽させるポイント
- 光は10時間以上、強めに
- 最初はシッカリ水をやる
- 水槽内を湿度100%くらいにしておく
- 温度は25度以上。
- 下手にいじらない。
![水作 ホトリエキット](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/2023-01-30_21h56_28.jpg)
気になる水草の種の種類は?
![水草 グリーンカーペット](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5468-e1675084671369-1024x768.jpg)
さてさて、このグリーンカーペットの水草の種類はなんでしょう?
メーカーでは公表されていないのですが、ハイグロフィラの一種のようです。このグリーンカーペットはその後も成長するのでグリーンカーペットは維持できません。大きく伸びる個体が出てきて、小さな個体は下積になり、枯れて腐れていきます。
そうなんで、カーペットは長く維持できないんですよぉ。最初は丸い葉っぱもどんどん細長くなっていきます。一般的なグリーンカーペットの代表種であるパールグラスなどとは違い、トリミングしてもレイアウトが崩れて崩壊するだけです。ハイグロフィラは育てやすい水草なので、植え替えて大きく育てるのもいいですね。
でも種をまいてから1カ月はなんだかんだ楽しめます。
種はたくさん入っているから別の水槽でも
![水草の種](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5487-1024x1365.jpg)
種が余ったので、ベタ水槽ようにレイアウトしてみました。奥を高くすると立体的になる定番技法。蓋はラップで行い、霧吹きで維持しました。ライトは10時間LEDで育成。
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5510-1024x768.jpg)
最初の流木にカビが出たので他の流木を新たに入れて2週間くらい。流木にはウォーターフェザーを巻き付けました。奥の方の熔岩石には菊池渓谷あたりで採取したホウオウゴケなどなど。
![水草レイアウト](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5576-1024x1365.jpg)
ハイグロフィラが成長して葉が細長くなっています。今後はそのまま大きくなってレイアウト崩壊。この水草は普通に20-30cmとか伸びますから。この段階でトリミングすれば良さそうな気もしますが、やってもボロボロになるだけです。
維持はほぼ無理ですが、憧れの水草絨毯を楽しめました。
ちなみに、ベタはアクアルート34で購入したギャラクシー。
![](https://kazetoge.com/wp-content/uploads/2020/12/写真-2020-12-27-14-29-57-160x90.jpg)
水草の成長が楽しめる水作のほとりえ
種から育てる水草って、いくつかコツがあるんのでいきなり大型水槽で挑戦するのではなく小型水槽で練習したらいいですよ。トラブルとしては発芽率が悪かったり、成長にムラができたり、カビが生えたりします。付属の種は十分があるのでリベンジも可能ですので、試行錯誤でやってみましょう。
ハイグロフィラの種はそのまま大きく育とうとするので、グリーンカーペットが維持できないという大きな欠点があるのですが、1カ月くらいはカーペットが楽しめます。カーペットを卒業してからのハイグロフィラの扱いを予定を考えておけば、さらに別の使い方もできるのではないでしょうか。
種だけ欲しい人も通販で買えますよ。いくつかのメーカーから出ているハイグロと書かれているのとほぼ同じです。陸上葉状態で花が咲きますし、種も付けるからそれを収穫しているんでしょうね。
ほとりえのレイアウト作品は小学1年生の作品です。子供でもできる難易度が嬉しいですね。時期は春以降がいいですよ。水槽でそのまま魚を飼育したいならLサイズを買うといい。メダカ、アカヒレ、ミナミヌマエビなら飼えます。
ちなみに、ほとりえSの水槽はメンテナンスの時に便利に使ってます。スポイドでゴミを吸い取る時とか、小魚を隔離するときとか、水合わせするときとか、トリミングするときとか。縦長で容量の割に邪魔にならない。
ほとりえS:幅10×奥行き6.5×高さ14.4cm、水容量:約0.8L
ほとりえM:水槽本体:幅13×奥行き8×高さ15cm、水容量:約1.3L
ほとりえL:水槽本体:幅16×奥行き13×高さ17cm、水容量:約3.0L