グリーンウォーターとは緑色に濁った飼育水のことをいいます。メダカでは定番ですね。青水とかアオコともいわれます。正体は植物性のプランクトンです。
ほぼ放置でメダカが管理できるので我が家にも一つあります。
グリーンウォーターの作り方は簡単で、適当にメダカを入れて適度に日光の当たる場所においておけばグリーンウォーター化します。早く緑にしたい場合は、他の水槽から飼育水などを追加で入れるとあざ彩かな色に緑になり、しばらくすると濁った緑になります。わざわざグリーンウォーター水など買わずとも勝手に緑になりますよ。
この緑の具合は実のところ、水深で濃さが変わり、浅いと緑というより白く濁っています。
突然グリーンウォーター化してしまった
屋外で無濾過で飼育しているアブラボテとニッポンバラタナゴ。ここ3年ほど透明な水を保っていましたが、今年はいつの間にかグリーンウォーター化して悲惨な感じ。ウィローモスもモヤモヤ。
水換えをすればいいかと、半分以上入れ替えましたが、3日ほどで濁りはじめ7日目にはグリーンウォーター化、また水換えしたけどやはり同じ。
水換えだけではグリーンウォーターは一時的に消えるだけ、環境を根本的に変えないと駄目っぽい。
グリーンウォーターというかヤバい感じ。仕方ない。
水換え後に日光をほとんど遮り7日間維持
水換え後に常にすだれを全面にかけました。
3日ほど後に見るとうっすら濁っている。まだまだと思い7日ほどで完全に透明になってきました。
これで油断してすだれを全部外すとまたグリーンなる可能性があるので半分はすだれをかけることにしました。
水草(セキショウモ)も見る見るうちに元気になりました。
グリーンウォーターの透明にする一番簡単な方法の解説
透明にする手順を書きます。環境を変えることを意識して7日ほどで透明になってくるはずです。
なぜなら、グリーンウォーターの原因となる緑藻は日光が無いと増えないから。
- 半分程度水換えをする
- 全面にすだれや板などを日光をばっさりカットする。板で完全に塞いでも問題ない。魚には餌もやる。(場所を移動するのも勿論有効)
- 7日後に透明なら、その後半分ほどの日除けで維持する。まだ濁ったり緑ならさらに、日除けを続ける
その他の方法
グリーンウォーターを透明化するその他の方法
- 床材が無いなら赤玉土やソイル、大磯砂などを入れる
- 浮草や水草を入れる。特にアナカリスは効果が高い。水草は良く洗い、付着物や生物を持ち込まないこと。
- 水換え
- 日当たりが少ない場所に移動
- シジミなど二枚貝を入れる(オススメしない)
- 生体を減らす
エビを入れたり、タニシを入れたりしても基本的には改善しません(予防の効果はある)。生体が増えてひどくなるだけ。コケ防止剤も屋外では役に立ちません。
一番なグリーンウォーター防止法
グリーンウォーターを防ぐには日当たりを直接コントロールするのが一番です。日陰でも容器によっては日中は思ったより光が入ったりしているときもあります。容器によっても光を通すので違うでしょう。
とにかく上に簾や板を置くことです。それが一番。すだれは屋外飼育をやってる人は何かと便利です。