水槽というのは実際に水を入れてみると予想より水量が少なかったりします。特に何が問題かというと薬や塩の量が結構違うので注意が必要です。
その原因は水槽のガラスの厚みや、水面までの空間などに起因します。水槽のサイズはたくさんあり、中々わかりにくいものですのです。更に見落としがちなのはレイアウト素材や床材で水量からマイナスする必要があります。特に小型水槽の場合、単なる水槽サイズで判断すると塩の量などがかなり変わります。なので計算フォームを作ってみました。計算では判断するのは以下です。
- 単純計算での水量
- 厚みや水面までの高さを反映した実際の水量
- 貯水率
- 水槽のサイズに必要なソイル・大磯砂の量
- 必要な塩や薬の量
- 必要な熱帯魚用ヒーターのワット数
例えば60㎝規格水槽のガラス厚4mm、水面の余裕5㎝の場合は外側のサイズは単純計算で64.8リットルですが、実際の水量は52.9リットルとなります。その差は11リットルもあるのです。ついでにソイルの量や大磯砂の重さも計算できますが、購入の目安量というだけで水量計算には影響しません。水量計算は床材やレイアウト素材が全くない状態での水量です。
さらには塩水浴する際の投入する塩の量や、薬、バクテリア材やカルキ抜きの厳密な量の計算も可能です。
※一部簡易的な計算も含まれているので、微妙に違う数値が出る可能性があります。
※ガラス厚の目安、フレームレス水槽5mm、90㎝水槽10mm、120水槽12mm。フレームあり3mm。
水槽の水量計算機
水槽とヒーター、電気代リスト
水槽サイズ | 実際の水量 水面3cm | ヒーター消費電力 | 月間平均 | 冬の月間電気代 | 年間の電気代 |
20㎝キューブ | 6L | 20W | 252円 | 454円 | 3024円 |
30cm横長 | 11.8L | 50w | 631円 | 1135円 | 7569円 |
30㎝キューブ水槽 | 22.3L | 80W | 1009円 | 1817円 | 12111円 |
60㎝ 規格水槽 | 55L | 160W | 2018円 | 3633円 | 24219円 |
90㎝(90*45*45) | 155L | 200w | 2523円 | 4541円 | 30276円 |
120㎝ | 204L | 300w | 3785円 | 6812円 | 45417円 |
※電気料金30.5円、再エネ賦課金3.45円、燃料調整費8.1円
※ヒーター稼働時間は夏2時間、春秋10、冬18時間
水槽の電気代計算機(フィルター、LED、ヒーター)。各サイズの年間料金目安も公開
水槽の電気料金計算フォーム この計算フォームは頑張って正確に計算できるように作りました。 特にヒーターの稼働時間を季節ごとに入力てきるのがえらいです。冬は設定温度とWサイズによっては24時間かどうした...
水槽サイズと塩の量のリスト
水槽サイズ | 実際の水量 水面3cm | 0.3% | 0.5% | 0.7% |
20㎝キューブ | 6L | 18g | 30g | 42g |
30cm横長 | 11.8L | 35g | 59g | 83g |
30㎝キューブ水槽 | 22.3L | 67g | 112g | 157g |
45㎝水槽(45*24*30㎝) | 26.8L | 80g | 134g | 188g |
60㎝ 規格水槽 | 55L | 165g | 276g | 387g |
90㎝(90*45*45) | 155L | 466g | 778g | 1092g |
120㎝ | 204L | 613g | 1025g | 1438g |
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